神奈川県知事選挙など ひとくちメモ 「引っ越しに注意」

引っ越しに注意

選挙で投票できるのは、「選挙人名簿」と呼ばれる自治体のリストに登録されている人です。
引っ越した自治体で新しく「選挙人名簿」に登録されるには、原則として、転入手続き後に3か月以上住み続けなくてはなりません。
統一地方選挙では、道府県や市区町村の長や議員を選ぶ選挙が行われますが、その選挙で投票できる人の名簿は各選挙の告示前日に作られます。
▼引っ越し先の自治体で選挙がある場合、投票できるのは、告示前日の3か月以上前に転入手続きをした人ということになります。
▼それよりあとに手続きした人は、◇市区町村をまたいで引っ越した場合、市区町村長や議員については投票できません。
一方、◇同じ道府県内の引っ越しであれば、知事選挙と道府県議会議員選挙については引っ越し前の自治体から投票所の「入場整理券」が届きますので、1票を投じることができます。

出向くのが難しい場合は？

引っ越し前の投票所に出向くのが難しいという人には「不在者投票」という方法があります。
前に住んでいた自治体の選挙管理委員会から投票用紙を送ってもらい、引っ越し先で投票できるようになります。
「不在者投票」の受付は、投票日前日までです。総務省は、大切な1票を無駄にしないよう早めの手続きを呼びかけています。

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