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埼玉・行田市長選挙告示 20年ぶりに5人が立候補

  • 2023年04月17日

任期満了に伴う行田市長選挙が4月16日に告示され、現職と新人のあわせて5人が立候補しました。
届け出順に、いずれも無所属で、ご覧の方々です。

5人による選挙戦となるのは、20年ぶりです。

行田市長選挙は23日に投票が行われました。開票結果はこちらをご覧ください。

細谷 美恵子 氏(無所属・新)

細谷さんは、広告会社の社員などをへて、市議会議員を2期務めました。

市役所に専門の部署を設置して市内の国道沿いの開発や企業誘致を推進したいとしています。また、教育長の公募といった教育委員会の改革や学童保育室を活用した子どもの学習支援によって、魅力と特色のある教育の充実を図りたいなどと訴えています。

高橋 弘行 氏(無所属・新)

高橋さんは、洋品店の経営をへて、市議会議員を3期務めました。

人口減少対策として、若い世代を対象にした家賃補助の充実、それに小学校と中学校の給食費の無償化など子育て支援の充実をはかるとしています。また、市の事業を検証する新たな組織の設置や監査委員の民間登用を行い、行財政改革を進めたいなどと訴えています。

行田 邦子 氏(無所属・新)

行田さんは、広告会社の社員などをへて、参議院議員を2期務めました。

産業団地の整備や企業の誘致で、雇用と税収を増やすとともに、若者の働く場を増やして定住や移住を促進したいとしています。また、3歳未満の子どもの保育の無償化や家庭での子育てへの支援金の創設などで子育て支援の充実を図りたいなどと訴えています。

石井 直彦 氏(無所属・現)

石井さんは、そろばん教室の経営や市議会議員などをへて、前回の市長選で初当選しました。

近隣の自治体と共同で進めている新しいごみ処理施設について、市内の予定地に早期の完成を目指すとしています。また、中学校の学校給食費の無償化や英語教育の支援の充実で、子育てしたいまちづくりを進めたいなどと訴えています。

石川 隆美 氏(無所属・新)

石川さんは、行田市の職員をへて、公募で選ばれ、副市長を務めました。

学校給食費の無償化や技術者・研究者などの育成に特化した小学校から大学までの一貫校の整備など子育てや教育の充実を目指すとしています。また、技術革新や研究に力を入れる企業を誘致し、雇用の創出や若者の人材確保に取り組みたいなどと訴えています。

行田市はどんな所?

北東部に位置する行田市 平らな土地が広がる

埼玉県の北東部に位置し、人口は、約7万8000人。
豊富な水と平らな土地をいかして米作りが盛んで、大型の古墳が密集する埼玉古墳群や歴史小説や映画の舞台にもなった城跡など多くの観光名所が残されています。

人口の推移 市の課題は?

出典:e-Stat
出典:e-Stat

行田市は平成18年1月に南河原村と合併しました。旧南河原村の人口も加えた数字で見ると、行田市の人口は、平成12年(2000年)の9万530人をピークに、年々人口が減っていて、今後も全国的な傾向とともに減少が続く見通しです。

人口減少が進む中、子育て支援や教育の充実などの若い世代に魅力あるまちづくり、そして地域や経済の活性化をどのように取り組んでいくかが課題となっています。 

投票率の推移

前回・平成31年の投票率52.65%は過去最低でした。

投開票は4月23日

行田市長選挙の投票は統一地方選挙の後半戦の4月23日に行われ、即日開票されます。

↓統一地方選挙の詳しい情報はこちらから↓

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