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インフルエンザ 茨城除く埼玉 神奈川 千葉 東京 群馬 栃木で前週よりも感染者増加

  • 2024年2月16日

インフルエンザの流行状況です。

全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、2月11日までの1週間で1医療機関あたり23.93人と、前の週よりも1.31人増えました。福岡県など7つの府県で「警報レベル」の30人を超えているほか32の都道県で前の週より増加しています。

関東地方は、埼玉県が29.74人、神奈川県が27.78人、千葉県が27.21人、東京都が22.83人、群馬県が16.27人、栃木県が13.93人、茨城県が13.64人となっています。

茨城県を除く、1都5県で前の週より増加しました。

全国の流行状況

国立感染症研究所などによりますと、2月11日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は11万7652人で、1医療機関あたりでは23.93人と前の週よりも1.31人増えました。

データをもとに推計される、この1週間の全国の患者数はおよそ75万6000人となり、去年9月4日以降の今シーズンの累積の患者数はおよそ1433万8000人と推計されています。

1医療機関あたりの患者数を都道府県別にみますと、福岡県が最も多く56.48人で、佐賀県が38.15人、熊本県が34.83人などと7つの府県で「警報レベル」の30人を超えました。

このほか、大阪府が29.56人、愛知県が29.55人、東京都が22.83人などと、37の都道府県で10人を超える「注意報レベル」となっています。

前の週と比べると、青森県で1.55倍、北海道で1.46倍、石川県で1.39倍などと、32の都道県で増えていて、全国的に増加傾向が続いています。

感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎 特任教授
「インフルエンザは『B型』のウイルスの広がりで患者数が増加しているものの、ペースが緩やかになってきており、そろそろピークを迎えるのではないか。ただ、今後もしばらくは拡大する可能性があるので、手洗いや換気の徹底など予防対策を続けていく必要がある」

茨城県を除く1都5県 前週より増加

関東地方は、埼玉県が29.74人、神奈川県が27.78人、千葉県が27.21人、東京都が22.83人、群馬県が16.27人、栃木県が13.93人、茨城県が13.64人となっています。
茨城県を除く、1都5県で前の週より増加しました。

関東地方の状況
▼埼玉県 29.74人(前週24.36人)
▼神奈川県 27.78人(前週25.16人)
▼千葉県 27.21人(前週26.74人)
▼東京都 22.83人(前週20.29人)
▼群馬県 16.27人(前週14.15人)
▼栃木県 13.93人 (前週13.11人)
▼茨城県 13.64人(前週14.21人)
※カッコ内の数字は、前週発表時のもの。

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