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武蔵野市長選挙2023年 開票結果や投票率は? 投開票12月24日

  • 2023年12月24日

前の市長の辞職に伴い、新人2人の争いとなった東京・武蔵野市の市長選挙は、12月24日に投票が行われました。開票の結果、無所属の新人で自民党と公明党が推薦した元武蔵野市議会議員の小美濃安弘氏が、初めての当選を果たしました。選挙の結果などについてまとめました。

小美濃氏が初当選 票差は339票

○小美濃安弘氏【無・新】
(元武蔵野市議会議員)
自民党と公明党が推薦

○笹岡裕子氏【無・新】
(元武蔵野市議会議員)
立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党、地域政党の生活者ネットワーク、政治団体の緑の党グリーンズジャパンが支持

武蔵野市長選挙の開票結果です。武蔵野市長選挙は、自民党と公明党が推薦した小美濃氏が、立憲民主党や共産党などが支持した笹岡氏を抑えて初めての当選を果たしました。票差は339票でした。

小美濃氏は61歳。都議会議員や武蔵野市議会議員を経て、今回、初めて市長選挙に立候補しました。

小美濃安弘氏

小美濃安弘氏(無・新)
「自民党に対する逆風が吹く中での選挙戦だったが、地方自治と国政は異なり市民の力で勝たせてもらった選挙だ。物価高騰対策や駅周辺の再開発に向けた準備などに取り組みたい」

笹岡裕子氏

笹岡裕子氏(無・新)
「ひとえに私の力不足だったと思う。支援者の方々には短い選挙戦でここまで組み立てていただき、心から感謝するとともに申し訳なく思う」

過去5回の武蔵野市長選挙

武蔵野市長選挙では、過去5回、自民党などが推薦した候補が敗れてきましたが、今回は当選しました。

また、東京・多摩地域での選挙をめぐっては、ことし9月以降、立川市と青梅市の市長選挙や都議会議員立川市選挙区の補欠選挙で、自民党が公認や推薦した候補が相次いで敗れていましたが、連敗を止めるかたちとなりました。

投票率の推移

195316

今回の武蔵野市長選挙の投票率は、44.77%と前回、令和3年の市長選挙より2.69ポイント低くなりました。平成21年以降では、平成25年の41.29%が最も低くなっています。

“14万市民一体の市政を運営していきたい”

小美濃新市長は12月25日、市役所に初登庁し、午後、およそ100人の課長級以上の職員に対し次のように呼びかけました。

小美濃 新市長
「市の情報をしっかりと市民に伝えてほしい。そして、街に出て市民とふれ合って声を拾ってほしい。それを政策に生かしていく。私もがんばりますので、一緒に取り組みましょう」

このあと取材に応じた小美濃氏は「私に投票しなかった方からも何が足りないのか、どんどん意見を聞かせていただき、議論させてほしい。14万市民一体の市政を運営していきたい」と述べました。

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