コロナ定点把握 感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉 ～6月4日
- 2023年6月8日
新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行したことに伴い、感染者数の把握は一部の医療機関が1週間分を報告する定点把握に変わりました。1医療機関あたりの感染者数など、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の状況をまとめました。5月29日から6月4日にかけての1週間の状況です。
東京都の感染者数 前週比で増加
東京都によりますと、定点把握の対象になっている都内419の医療機関のうち、417か所から報告があり、感染者数は6月4日までの1週間であわせて2207人で、1医療機関あたりでは5.29人となりました。
これは、前の週の3.96人の1.34倍です。
また今月5日時点の入院患者数は前の週より83人増えて983人となりました。
専門家
「4週間連続して増加した。感染拡大が続いており今後の動向に十分な注意が必要だ。現時点では医療提供体制への大きな負荷は見られないが、増加傾向が続いており、引き続き状況を注視する必要がある」
神奈川県の感染者数 前週比で増加
神奈川県によりますと、6月4日までの1週間は、県内365の医療機関から1599人の新規感染者の報告があり、1医療機関あたりの平均は4.38人で、前の週の3.43人と比べ、増加しました。
新規感染者数は、前の週と比べて3週連続で増加し、5類に移行してから初めての公表となった、5月8日の週と比べると2倍近くに増えています。
年代別では、10代が最も多く、次いで50代、20代の順になっています。
埼玉県の感染者数 前週比で増加
埼玉県によりますと、6月4日までの1週間に県内261の医療機関から報告があった新規の感染は1506人で、前の週と比べて391人増えました。
年代別では、10代が最も多く266人、次いで20代が228人、40代が196人、50代が194人、10歳未満が184人などとなっています。
1医療機関あたりの新規感染者数の平均は、5.77人で、前の週の4.29人と比べて、1.34倍になっています。
千葉県の感染者数 前週比で増加
千葉県は、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表しました。それによりますと、6月4日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は6.66人で、前の週の5.25人から増加しました。
年代別では10代が最も多く、次いで40代、20代となっています。
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