STOP詐欺被害!
- 2024年5月24日
千葉・佐倉市の事例で学ぶ特殊詐欺の対策 「銀行窓口は混んでいるに注意」【動画あり】
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詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」です。
最近、実際にあった手口をお伝えします。
今回のテーマは「銀行窓口は混んでいる」に注意です。
千葉県内での最近の事例はこちら
「“いま払えば返金…”」
「“電子マネー使いみち…”」
「雑談で通報を妨げる手口に注意」
「“口止めされたら…”」
実際にあった詐欺の手口
4月、千葉県佐倉市の60代の女性の自宅に年金事務所の職員を名乗る男から「年金に関係する還付金があります。はがきで伝えましたが、手続きはきょうまでです」と電話がありました。
女性が、はがきは届いていないと伝えると、今度は銀行のコールセンターの担当者だという男から電話があり還付金の手続きは銀行の窓口でできるとしたうえで、こう続けました。
「銀行の窓口は混んでいるので駅のATMに行ってください」
話を信じた女性は、指定された駅に向かい、そこにある無人のATMからかかってきた電話の指示どおりに操作した結果、逆におよそ20万円を振り込んでだまし取られました。
特殊詐欺の被害を防ぐには…
皆さんへのお願いです…「銀行窓口は混んでいる」に注意!
年金や医療費など名目はさまざまですが「還付金がある」と言うのは典型的な詐欺の手口で、詐欺グループはあなたをATMに誘導してきます。
その際、銀行やコンビニエンスストアのATMだと声かけなどで詐欺が見破られるおそれがあるため「銀行は混んでいる」などとうそを言って無人のATMを指定してくることもあります。
電話で還付金の話が出たら詐欺の疑いが濃厚です。
絶対にATMには行かず電話を切って警察や家族に相談してください。