詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「“カードを新しくするので預けてください”に注意!」です。
8月22日、栃木県大田原市に住む70代の女性の自宅に市役所の職員を名乗る男から「保険料の戻りが2万円ほどあります。窓口に来なくても手続きができます」と電話がありました。
さらに金融機関の職員を名乗る男から電話があり、「キャッシュカードが使えないので手続きができません。カードを新しく発行する必要があるので職員に預けてください」と言われたということです。
話を信じた女性は、電話のあとカードを受け取りに自宅を訪れた金融機関の職員を名乗る別の男にキャッシュカード2枚を渡してしまい、その後およそ60万円が女性の口座から引き出されてしまいました。
皆さんへのお願いです。「“カードを新しくするので預けてください”に注意!」
キャッシュカードを新しくするというのは詐欺グループのだまし文句で狙いはカードを手に入れて、お金をだまし取ることです。
電話でお金の話をされたらまずは詐欺を疑い家族や警察に相談してください。そして知らない人にはキャッシュカードを渡さないでください。