芸術の秋、おうちでも楽しめるグラスハープをご紹介します。
その音色から「天使のオルガン」ともいわれているグラスハープ。コツさえつかめば子どもから大人まで誰でも簡単に弾けます。グラスハープ奏者の大橋エリさんにその魅力を教えてもらいます♪
▼最大の魅力は音色。その音色から「天使のオルガン」ともいわれている。
▼子どもから大人まで誰でも簡単にできる。
■準備するもの
・おわん型のワイングラスがおすすめ。
※共鳴して、音が響きやすく、きれいな音色が出る。
音を出すときのポイント
・利き手の人指し指を濡らし、グラスの縁をこする。
こすることで摩擦が起き、振動がグラスに伝わり音が鳴る。
・こする時には「角度」に気を付ける。
指の腹でグラスの縁をなぞるように、なるべく水平に。
※鳴らすときには、グラスの下の部分を押さえると安定する。
・あまり力を入れすぎずに、優しくなでるように触る。
・ハンドクリームなど油分がついていると摩擦が起きにくく音が鳴りにくい。
・グラスが汚れていると、うまく音がならない原因になるので、汚れをふき取ってから始める。
・グラス選びのコツは「大きさ」。
※大きくて薄いグラスは低い音。小さくて厚みがあるほど、高い音がする。
・おうちにあるグラスで演奏するときには、大小さまざまなグラスを集めてみてください。
・音程を調整するには「水」を入れる。
※水を入れるほど音が「低く」なる。
大橋さん
「見やすいように食紅などでいろんな色を付けてみると、お子さんも楽しいかもしれません。また、家の中にあるグラスだけで音階が作れるか、家族で試してみると面白いですよ!」
演奏するときのポイント
・次の音にうつる直前まで音を鳴らし続けると上手に聞こえる。
大橋さん
「音を奏でることは祈りだと考えています。私自身、演奏していても眠くなってしまうくらい癒されるのがグラスハープの魅力です。コロナで疲れた体や心を癒してもらえたらと思います」
◆ゲスト
グラスハープ奏者 大橋エリさん