ことしのプロ野球ドラフト会議で、地元・千葉ロッテマリーンズに4位で指名された幕張総合高校の早坂響投手。11月17日、千葉市内のホテルで仮契約を結びました。
正式に入団が決まった喜びの声と、今後への意気込みをお伝えします。
(千葉放送局記者・池田侑太郎)
10月に行われたプロ野球ドラフト会議で地元・千葉ロッテマリーンズから4位で指名された早坂響(おと)投手。11月17日、千葉市美浜区のホテルで球団と入団交渉を行い、いずれも推定で、契約金4000万円、年俸560万円で仮契約を結びました。
ロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアムと早坂投手の通う幕張総合高校は、ともに最寄り駅が京葉線の海浜幕張駅。直線距離で2キロほどしか離れておらず、「地元の星」として大きな期待がかかります。
早坂響 投手
やっとロッテの一員になれたということで、「やってやろう」という気持ちです。小さい頃から応援してきた球団なので、ユニフォームを着られることを誇りに思います。
自分が投げている姿を見て、わくわくしてもらったり、野球ってすごいなと思ったりしてもらえるような投手になりたい。
今は155キロを投げるのが目標ですが、夢の160キロを目指して取り組んでいきたいです。
早坂響投手は、松戸市出身。身長176センチ、体重70キロと野球選手としては決して大柄ではありませんが、ストレートは最速151キロを記録。鋭く曲がるスライダーとの組み合わせを武器に、夏の全国高校野球・千葉大会では三振の山を築きました。
チームは5回戦で、この大会で優勝した専大松戸に敗れましたが、早坂投手は4試合に先発して、いずれも完投。チームを夏の大会では初めてのベスト16に導きました。
実は早坂投手、もともとは捕手として入部。投手に本格的に転向したのは去年の秋でした。わずか1年ほどでプロ注目の投手となった急成長の裏には、部活動での練習以外の取り組みがありました。
東京のトレーニング施設に通い、プロ野球選手も指導する北川雄介トレーナーの元で実力をつけ、ドラフト指名にたどり着きました。
早坂投手について 詳しくはこちらから👇(ことし7月の記事です)
早坂響投手 千葉・幕張総合高 なぜドラフト候補へ 150キロ右腕へ急成長の秘密は