ページの本文へ

  1. 首都圏ナビ
  2. ちばWEB特集
  3. 早坂響投手 ロッテと仮契約 ドラフト4位 幕張総合高校

早坂響投手 ロッテと仮契約 ドラフト4位 幕張総合高校

  • 2023年11月17日

ことしのプロ野球ドラフト会議で、地元・千葉ロッテマリーンズに4位で指名された幕張総合高校の早坂響投手。11月17日、千葉市内のホテルで仮契約を結びました。

正式に入団が決まった喜びの声と、今後への意気込みをお伝えします。

(千葉放送局記者・池田侑太郎)

ロッテと仮契約

契約交渉に臨む早坂投手と両親

10月に行われたプロ野球ドラフト会議で地元・千葉ロッテマリーンズから4位で指名された早坂響(おと)投手。11月17日、千葉市美浜区のホテルで球団と入団交渉を行い、いずれも推定で、契約金4000万円、年俸560万円で仮契約を結びました。

ロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアムと早坂投手の通う幕張総合高校は、ともに最寄り駅が京葉線の海浜幕張駅。直線距離で2キロほどしか離れておらず、「地元の星」として大きな期待がかかります。

会見に臨む早坂投手

早坂響 投手

やっとロッテの一員になれたということで、「やってやろう」という気持ちです。小さい頃から応援してきた球団なので、ユニフォームを着られることを誇りに思います。

自分が投げている姿を見て、わくわくしてもらったり、野球ってすごいなと思ったりしてもらえるような投手になりたい。

今は155キロを投げるのが目標ですが、夢の160キロを目指して取り組んでいきたいです。

早坂響投手とは

早坂響投手は、松戸市出身。身長176センチ、体重70キロと野球選手としては決して大柄ではありませんが、ストレートは最速151キロを記録。鋭く曲がるスライダーとの組み合わせを武器に、夏の全国高校野球・千葉大会では三振の山を築きました。

チームは5回戦で、この大会で優勝した専大松戸に敗れましたが、早坂投手は4試合に先発して、いずれも完投。チームを夏の大会では初めてのベスト16に導きました。 

北川雄介トレーナー(左)と早坂投手

実は早坂投手、もともとは捕手として入部。投手に本格的に転向したのは去年の秋でした。わずか1年ほどでプロ注目の投手となった急成長の裏には、部活動での練習以外の取り組みがありました。

東京のトレーニング施設に通い、プロ野球選手も指導する北川雄介トレーナーの元で実力をつけ、ドラフト指名にたどり着きました。

早坂投手について 詳しくはこちらから👇(ことし7月の記事です)
早坂響投手 千葉・幕張総合高 なぜドラフト候補へ 150キロ右腕へ急成長の秘密は

早坂投手(中央)と担当スカウト
  • 池田侑太郎

    千葉放送局記者

    池田侑太郎

    2022年入局、兵庫県出身。夏の大会の前から継続取材してきたので、自分のことのようにうれしいです。次はプロ野球選手として取材できるのが楽しみです。

ページトップに戻る