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NHKスタジオの裏側 天カメ・ロボカメ 千葉局の技術職員が明かす!

  • 2023年08月22日

NHK千葉放送局の技術チームとラッカ星人が、総力をあげてお伝えしている「放送のうらがわ」シリーズ。

スタジオを撮影しているカメラって?
県内各地を映すお天気カメラの仕組みって?

放送を支える設備や機材、保守する職員の悲喜こもごもなど、ふだんは見ることのできない放送局の舞台裏を、写真と動画でまとめて公開します!

「リモコンカメラ」って?

ラッカ星人

NHK千葉のスタジオにある「リモコンカメラ」

これでスタジオを映しているんだナ。せっかくだから、大きく動かしてもらったラッカ。たくさんの照明や出演者用のモニターが見えて、スタジオの裏側の様子が分かるナッツ!

「お天気カメラ」のヒミツ

ラッカ星人

NHKでは千葉県内にたくさんの「お天気カメラ(ロボットカメラ)」を設置しているけれど、勝浦市にあるカメラには、ある特徴があるんだって。それは?

村上職員

「太陽光パネル」が付いているということです🌞

蓄電池でも稼働できるため、停電になっても映像が途切れることはありません。

ラッカ星人

8月3日の夜、NHK千葉放送局に設置している「お天気カメラ」がとらえた月だよ。

カメラは動かしていないんだって。じっと見ていると、月がゆっくりと動いていくのがわかるね🌙

技術職員のお仕事

ラッカ星人

ん?ハイキングしてるラッカ?

技術 村上職員

ちがうよ!仕事をしているんだよ。

千葉県には、山間部などに36のテレビ中継放送所があり、場所によっては徒歩で向かいます。

市原市にある市原牛久局(赤い矢印が目安)は、重い機材などを背負い、約20分かけて登ります。大変ですが、季節によって変化する景色は、徒歩ならではの楽しみです。

 

ラッカ星人

7月初め、NHK千葉の放送局にある鉄塔に技術職員がのぼったら・・・予想外の展開に?

村上職員

鉄塔には、お天気カメラや無線設備のアンテナなど、放送にとって重要なものが設置されています。

仲間の職員が歩いてのぼったところ・・・まさかの子育て中⁉そっと引きあげました。育児が終わる夏が過ぎたら、鉄塔のてっぺんからの景色をお届けしたいと思います!

ラッカ星人

いざというときの緊急報道に備えて、技術チームが取り組んでいることは?

村上職員

定期的な訓練です。現場に入ったら即座にカメラとマイクなどを準備し、通信衛星に電波を発射して放送に備えます。

ニュース中継をスムーズに行うには、こうした訓練が欠かせません。

電波を届ける「放送所」その中は?

ラッカ星人

NHK千葉FM(80.7MHz)の電波がどこから出ているか、みなさん知っているラッカ?正解は・・・。

村上職員

船橋市にある「三山FM基幹放送所」です。

鉄塔が近隣の小学校の校歌にも登場するこの放送所、その中をご案内します!

放送をすみずみまで「共同アンテナ」

ラッカ星人

大きなアンテナだナッツ!これは何?

村上職員

NHKではテレビ電波の受信が難しい地区に共同アンテナを設置し、地元の皆様と一緒に運用しています。

県内には房総半島を中心に約85施設あり、良好な受信環境の維持に地域と連携して取り組んでいます。写真は、君津市内にある約170世帯が利用している設備です。

ちょっとマニアック?でも大事な設備たち

ラッカ星人

ん?この装置は何だナッツ?

村上職員

千葉市のNHK千葉放送局と、船橋市の三山FM基幹放送所をつなぐ固定無線回線装置です。

この装置はSTL(Studio to Transmitter Link)と呼ばれ、スタジオと放送所をつなぎ、「花ラジちば」などの番組を皆様にお届けしています。

ラッカ星人

ほかにも、千葉局には“特殊なラジオ”もあるんだって。何のためラッカ?

村上職員

「監視用受信機」と呼ばれるもので、送信されている電波や音質に異常がないかを監視するためにあり、異常時にはアラームを出して知らせてくれます。

このほかにも様々な方法で24時間365日しっかり監視し、みなさまに確実に放送をお届けします。

ラッカ星人

放送を出し続けるために欠かせない設備や仕事がたくさんあるんだナ、まだまだ知らないことがいっぱい!

「放送のうらがわ」これからも新しい話題をお届けしていくナッツ、お楽しみに💖

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