「富士のかぶ」
2022年12月8日放送
富士市で生産しているかぶは、甘く鮮やかなピンク色が特徴。
その名も「桃かぶ」です。
桃かぶは手で皮をむくことができ、皮をむけば桃のような薄いピンク色に。
柿のような歯ごたえと甘さを楽しむことができるため、サラダや酢漬けなど生食がおすすめです。
おいしい桃かぶを育んでいるのは、富士山です。
富士山の火山灰土で水はけが良く、土の中で育つかぶにとっては大切な条件です。
さらに、富士山のふもと標高200メートルに位置し、昼は太陽の光をたくさん浴びて暖かく夜は冷え込みます。
この寒暖差によって甘みをたくわえたおいしいかぶが育ちます。
「桃かぶの酢漬け」
酢漬けにすれば、桃かぶの色の変化を楽しむことができます。
漬ける前は紫がかったピンクですが、酢の酸に反応して優しい桃色へと変化します。
酢の酸味が、桃かぶ本来の甘さを引き立てます。