仙台にあるテレビ塔について調べてほしい!
- 2024年04月12日
今回のみやぎUP-DATEでは、こちらの投稿にお応えします!
仙台のテレビ塔といえばこのような風景ですよね。
投稿者の30代の男性は、幼い頃八木山の祖母の家からの帰り道で見たテレビ塔が思い出に残っているということで投稿を寄せてくれました。
見に行こう!
安藤さん
「八木山の『てっぺんひろば』にやって来ました。
さっそくテレビ塔を見に行ってみたいと思います。」
安藤さん
「見えてきました。
大年寺山のほうに3本並んでいますよね。そして八木山のほうにも1本、テレビ塔があります。」
合計4基のテレビ塔がありました。
地図で確認するとこのような位置関係になっています。
塔の下まで行ってみた!
4基の中で一番歴史の古い、八木山のテレビ塔の真下へ行ってみました。
安藤さん
「ここまでくるとかなり大きく見えますね。」
tbc東北放送のテレビ塔で、1958年に作られました。
以前はライトアップもされていたこちらのテレビ塔。
現在はテレビ塔としての役目を終えていますが、ラジオ塔などとして使われています。
作られた順にご紹介!
続いては、大年寺山の3基のテレビ塔の一番左、仙台放送のテレビ・ラジオ塔です。
こちらは1962年に作られました。
夜間はライトアップされ、15分の周期で色合いが変化します。
その次が地図の一番右、ミヤギテレビのテレビ塔。1970年に作られました。
ご存じのかたも多いと思いますが、ライトアップの色で「明日の天気」を教えてくれています。
オレンジが晴れ、白が曇り、緑が雨・雪だそうです。
仙台放送とミヤギテレビのテレビ塔は基本的に毎日、日没から午前0時までライトアップされていますが、ミヤギテレビのテレビ塔は現在修理中で、ライトが消えている箇所があるということでした。
そして最後が3基の真ん中のテレビ塔。
こちらはNHK、東日本放送、東北放送の共同塔で、2001年に作られました。
地上デジタル放送やFM放送に使われています。
ということで、作られたのは東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、3社共同塔の順でした。
テレビ塔を歌にした人も!?
仙台市内のさまざまな場所から見ることができるテレビ塔。
やはり地元の方々には親しみ深いようで、テレビ塔の歌を作ったかたまでいらっしゃいました…!
(歌はぜひNHKプラスでお聴きください!)
この歌を作詞作曲した、八木山在住のシンガーソングライター・亜KIRA(あきら)さんに、テレビ塔への思いを聞きました。
亜KIRAさんは中学生のときに八木山に引っ越してきて、テレビ塔のもとで育ったといいます。
亜KIRAさん
「東京タワー、すごく憧れで。
tbcのタワーというのは東京タワーに代わるものだったわけです。
タワーのそばにいるのが嬉しいなと思った記憶がありますね。」
安藤のひとこと。
安藤さん
「歌にもあったように、新幹線からテレビ塔が見えてくると『あぁ宮城に帰って来たんだな』と安心する気持ちになるんですよね。
テレビ塔の並ぶ風景というのが、いつしか宮城の人々の大切な心のよりどころのような風景になっているんだなと感じました。」
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