※スクラッチ・ワールドは放送ごとに追加していく予定だよ!お楽しみに!
<このスクラッチ・ワールドについて>
「マックスの世界」のテーマは、現実の世界とつながること。番組ではその例として「音量」を扱った。マイクで得られた現実の「音量」によって、パソコンの中のマックスの速さをコントロールしたんだね。実は、音だけでなく、スクラッチでは、カメラを使ったり、モーターを使って組み立てたブロックを動かしたりすることもできるんだ。プログラムはパソコンの中だけでなく、現実の世界のいろいろなものの中に仕組まれている。プログラミングは、現実世界のいろいろなものを、思い通りに動かすための手段にもなっているんだね。君だったら、プログラミングで何を動かしてみたい?
<このスクラッチ・ワールドについて>
「きらきら星劇場の世界」のポイントは「音楽」を使うことと、「画像効果」を使うこと。スクラッチでは「ド=60」「レ=62」といったように音を数字で表す。スクラッチに限らず、プログラムでは、このように、いろいろなものを数字で表現することが多いんだ。番組で使わなかった「画像効果」でおすすめなのは「幽霊(ゆうれい)」。キャラクターの絵(コスチューム)を薄(うす)くするんだけど、これを「ずっと」にいれることで、だんだんうすくなって消えることなどを表現できるよ。番組では音楽どうしを合わせたり、絵を音楽に合わせたりしているけれども、実は、スクラッチはこうしたタイミングを本当に正確に合わせるのはちょっと苦手。使っているパソコンなどの環境(かんきょう)によって、びみょうにずれてしまうことも多いから注意してね。
<このスクラッチ・ワールドについて>
「海の世界」のポイントは、キャラクターを動かすこと。
「◯歩動かす」を「ずっと」の中にいれることで、「ずっと動かす」ことができるようになるよ。さらに便利なのが、「もし端(はし)に着いたら、跳(は)ね返る」。
これを加えることで、キャラクターが端に行っても止まらず、画面の中を動き続けるようになる。
ちなみに、端につくと、魚の絵がひっくり返るのはなぜだかわかる?実はスクラッチの世界はもともと上から見た世界を想定していたからなんだ。上から見た車を考えてみて。Uターンしてもどる時には180度回ってもどってくるよね。でも、「海の世界」のように横から見た世界では、180度回ると、上下がひっくり返ってしまうんだ。