旬の人・時の人

2019年08月27日 (火)

落語家 桂 文福さん

 

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上方の落語家たちによる年に一度のお祭り「彦八まつり」が、大阪の生國魂神社で開催されます。このお祭りは、落語ファンへの感謝をこめて行われるもので、今年で29回目になります。実行委員長の桂 文福さんにお話しを伺いました。
米沢彦八は、江戸時代、生國魂神社の境内で、辻噺を披露し人々を笑わせていました。大人気となった一人語りが上方落語のもととなったと伝えられています。彼の功績を称えようと年に一度、上方落語家が集まり、ファンとの交流を深める催しとして彦八まつりが始まりました。

rw20190823bunbuku03.jpg                                       (去年の彦八まつりの賑わい)

 

 8月31日と9月1日の2日にわたり行われるお祭りでは、扇子を奉納する「扇納祭」と様々なファン感謝の催しが行われます。落語家自ら店先で接客する屋台や、珍芸やかくし芸、演芸バトルなど盛りだくさんのメニューです。
実行委員長は毎年変わりますが、それぞれの委員長こだわりの企画が人気を呼んでいます。
大の相撲好きで知られる桂 文福さんは、オープニングで相撲甚句を披露する予定です。テレビ放送が始まった頃からの相撲ファンで、自身も中学の時は、相撲部で稽古をしていたそうです。引っ込み思案だったが、相撲で培った経験が自信になり、前に進んで行けたと言います。大相撲では、朝から結びの一番まで観戦し、力士たちの成長を見届けるのが楽しみだそうです。
もう一つ文福さんが得意とするのが、河内音頭です。時事ネタやダジャレを織り込み、オリジナルの河内音頭を高座でも披露しています。まつりでも「彦八音頭」を作詞し、ファンにお披露目するそうです。
桂 文福さんは、落語があるから今の自分がある。落語への感謝と恩返しの想いを込めて実行委員長を務めたいと話しています。

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