2019年02月08日 (金)
同志社香里高校ダンス部 川口 紗依さん、橋本 里香さん、福山 楓乃子さん
文化を通じて関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人・団体に対して贈られる『2018年関西元気文化圏賞』が発表されました。その中で、今後の活躍が期待されるニューパワー賞に、同志社香里高校ダンス部が選ばれました。
同志社香里高校ダンス部は、ダンスの高校日本一を決める「日本高校ダンス部選手権」で2連覇という活躍が評価されました。先日の「旬の人・時の人」では、3年生の川口紗依さん、橋本里香さん、福山楓乃子さんに来ていただきました。ダンス部の特徴は、曲選びから振り付けまで、すべてを部員主体で作り上げていくことです。去年の大会で披露した作品についてお話しを伺いました。まず曲とテーマを決めるため各自が踊りたいという曲を持ち寄り、ダンスのイメージをプレゼンします。先輩たちは「バラ」や「海」をテーマにエレガントなダンスを創作したので、今回も同じ方向でという意見もあったのですが、話し合ううちに、テーマは「苦闘」に決まりました。これはプレッシャーに打ち勝ち困難に立ち向かう女性のイメージだそうです。
オーディションを全員で行い出場メンバーを決めます。みんなが採点し上位40人を選びました。ダンスのフォーメーションはどう作っていくのでしょうか。ダンスノートにいくつものパターンを書き出して検討会を開き、納得するまで話し合ったそうです。
そして衣装。今回のテーマに日本的要素を加味して「くノ一」の衣装になりました。お母さんたちが徹夜で縫い上げてくれたそうです。
大会では、自分たちを支えてくれた人たちへの感謝をダンスで見てもらいたいという気持ちになれたそうです。まさにダンス部全員で勝ち取った栄冠でした。
川口さん、橋本さん、福山さんは間もなく卒業します。後輩たちに伝えたいことを伺うと、一生の仲間ができ、謙虚さや感謝の心など、ダンスを通して学んだことは多い。いい経験を積んでいってほしいということでした。
インターネットでも放送と同時に番組を聞けます。