あの街この街

2018年12月03日 (月)

「あの街この街」京都府・精華町

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11月29日の「関西あの街この街」のコーナーは、京都府の南部の街、精華町を訪ねました。
市街地に近い立地を生かし、万願寺とうがらしや、えびいも、いちごなど、様々な農産物が生産されています。

そんな中で、今回ご紹介したのは「洛いも(らくいも)」です。

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ヤマノイモ科のダイショというイモを、精華町に付属農場を持つ京都府立大学が、京都の気候に合うように栽培法の研究を行い、京都の特産品に育つようにという願いを込めて、「洛いも」と名付けました。

5年前から大学と精華町が協定を結び、農家の有志が生産に取り組み始め、2年前には「洛いもグループ」結成。現在は30軒の農家が生産に取り組んでいます。

特徴は、水分が少なく粘り強いことと、ほのかな甘みです。
すりおろしたものを試食すると、お餅のような触感で、調味料を加えていないのに甘さを感じました。

夏場はハート型の葉っぱを茂らせたツルが、真っ直ぐに伸びて最大で10メートルほどに育つため、日差しを遮るグリーンカーテンとしての役割も果たします。

また2年前には、洛いもと精華町産の米麹を使って作られた、焼酎も誕生しています。

精華町洛いもグループ 会長の田中 正博(たなか まさひろ)さんは、「今年は特に日照りや台風の影響があって、イモがなかなか大きくならず大変だった。まだまだ規模は小さいが、もっと生産量を増やして、洛いもといえば精華町といわれるよう産地化していきたい」と話していました。

洛いもや、加工品、焼酎などは、数は少ないとのことですが、精華町内のJA直売所で購入することができるそうです。

 

 

 

 

 

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