えぇトコ

2023年07月20日 (木)

【行き先情報】幸せ吹き出す 名水タウン ~大阪 吹田市~

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今回は、名水が生む宝を巡る旅。旬のナスを使った、かやぶき農家に伝わる夏の美味「かみなりさん」、なにわの伝統野菜「吹田くわい」、コシが違う!知る人ぞ知る「いたち」など美味が続々。暑さも吹き飛ぶ爽やかな旅です。

旅人:麒麟 田村裕さん & 桂文枝さん

 

①吹田くわい

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ここにしか残らない、なにわの伝統野菜、吹田くわいに出会いました。千里丘陵の下、大阪平野との境目にあるくわいの畑には、丘陵の伏流水がやってくるのだそう。今もこの地で父の代からの畑を守っている平野紘一さんが、目が出ることから「めでたい」縁起物の吹田くわいをつくっています。

【「吹田くわい」が購入できる直売所】
住所:〒532-0011 大阪府吹田市江坂町3丁目11-20
営業時間:午前中
営業日:火曜日・木曜日・土曜日
アクセス:地下鉄御堂筋線江坂駅 徒歩10分
駐車場なし
※「吹田くわい」の収穫時期は冬なので、現在は販売しておりません
12月頃から販売予定です

 

②垂水神社・垂水の滝

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くわい畑のすぐ近くに名水で知られた厳かな場所、垂水神社があります。千里丘陵から「水が垂れる」ことが名前の由来。豊かな水が境内の緑を育んでいます。中でも万葉集にも歌われた名水が「垂水の滝」。かつて干ばつの際、難波宮まで運ばれたと伝わります。

【「垂水の滝」が見られる神社】
垂水神社
住所:〒564-0062 大阪府吹田市垂水町1-24-6
電話:06-6384-1526
営業時間(社務所):9:00〜17:00
アクセス:阪急北千里線豊津駅 徒歩10分
大阪地下鉄御堂筋線江坂駅 徒歩10分
駐車場あり

                              

③生ぶしの押しずし・かみなりさん・冷や汁

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吹田きっての歴史を持つ、佐井寺の集落で、築190年のかやぶきの民家に住む農家の奥朋子さん。吹田の野菜の魅力を地元の人にもっと知ってほしいと、畑での直売も行っています。郷土に伝わる味をふるまってくれました。祭りの時に欠かせない「生ぶしの押しずし」に、ナスのみそ炒め「かみなりさん」、農家の夏の一品「冷や汁」。伝統の美味に夏の疲れを癒やしてくれました。

 

④フルーツ餅

saizu_eetoko_230720fruitmoti.png120年以上続く老舗の和菓子店に伺いました。他府県から買いに来る人が絶えないという人気商品が「フルーツ餅」、4代目の松本勝隆さんが考案した、季節の果物と白餡を餅で包んだスイーツです。昔から桃の産地だった吹田にちなみ、桃からはじまったフルーツ餅。これまで150種類以上のフルーツ餅を考えました。和菓子づくりに大切な良い水が豊富な吹田に感謝して、フルーツ餅をこしらえる職人の情熱に触れました。

【番組で紹介した「フルーツ餅・タケノコもなか」が購入できる店】
松竹堂
住所:〒565-0821 大阪府吹田市山田東2-36-2
電話:06-6877-1125
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
夏休み期間:8月20日(日)〜25日(金)
保存期間:フルーツ餅 冷蔵にて購入日含め3日間
タケノコもなか 直射日光を避け購入日含め5日間
アクセス:大阪モノレール線、大阪モノレール彩都線万博記念公園駅から徒歩18分
阪急千里線の山田駅から徒歩19分
駐車場あり

 

⑤いたち

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神崎川の近くにある製麺所で、毎朝4時から麺づくりに励んでいる岩見裕貴さんの元を訪ねました。いただいたのは隠れた名物、きつねうどんのだしに黄そばを入れたご当地麺「いたち」です。さらに打ちたてのうどんを湯がいてすぐに食べる、製麺所ならではの釜玉うどんもいただきました。伝統の味を慕って訪れるご近所さんのために、麺づくりに没頭する製麺所の思いを知りました。

【番組で紹介した「いたち」が食べられる店】
野口製麺所
住所:〒564-0026 大阪府吹田市高浜町7−9
電話:06-6381-2366
営業時間:日〜水 11:00〜14:30、金・土 11:00〜14:30/17:00〜20:00
定休日:木曜日
アクセス:JR東海道本線吹田駅 徒歩5分
駐車場なし

 

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次回の放送もお楽しみに!

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