京都府の南に位置する京都府宇治市。日本を代表する「宇治茶」で知られます。町の至る所で“茶の文化”を味わえるうえ、近年は、飲むだけでなく、さまざまな新しい魅力も増しています。そんな“宇治のお茶”を堪能する旅です。

旅人：高岡早紀さん　＆　山添寛さん（相席スタート）

②日本一の“てん茶”農家

抹茶のもととなる“てん茶”は、新芽の生育中に覆いを掛けて日光を遮ります。そうすることで、葉のうまみ成分が苦み成分に変わるのを防ぎ、まろやかなうまみ・甘みを持つ新芽が育つのだそう。訪ねた茶農家は２０２２年の品評会で日本一に輝いた経歴の持ち主でした。

【番組で紹介した場所】
製茶　辻喜
電話：0774-26-5653
詳しくは、「製茶 辻喜」のHPをご覧ください

③濃茶

日本一の茶農家の抹茶を使った“濃茶（こいちゃ）”をいただいたのが、江戸時代末期創業の茶商。心地よいお茶の香りが漂う店内では、せん茶やほうじ茶など、入れ立てを試飲できます。若い世代に向けたスイーツも人気！

【番組で紹介した場所】
中村藤吉本店（※「吉」は土に口です）
住所：京都府宇治市宇治壱番10
電話：0774-22-7800
営業時間：銘茶売場 10:00～17:30／カフェ 10:00～17:30(LO16:30)
お茶席体験可能

④お茶とプリザーブドフラワーのアート

創作体験を満喫したのは、プリザーブドフラワーと茶葉をつかった、かれんで華やかなアート。厳しい品質管理のため、商品にならなかった茶葉...、本来捨てられる茶葉に“香りを楽しむ新しい役割を”と生み出されました。木箱も“茶箱”から発想を得たデザインです。

【番組で紹介した場所】
茶和花（ちゃわか）
住所：京都府宇治市宇治妙楽166-25
電話：0774-26-2467
営業時間：木・土・日　11:00～16:00（要予約）
体験可能

⑤名物 抹茶料理

宇治川沿いの老舗料理屋は、お茶を「飲む」から「食べる」へ大改革。伝統的な京料理をベースに、抹茶をふんだんに使用した抹茶料理の数々を堪能しました。中でも注目は、“一子相伝”の抹茶豆腐。店主自ら大豆を煮るところから始まり完成までに 3 日かかるのだそう。

【番組で紹介した場所】
京料理 抹茶料理　辰巳屋（たつみや）
住所：京都府宇治市宇治塔川3-7
電話：0774-21-3131
営業時間：11:00～15:30(LO14:30)、16:30～22:00(LO19:30) ※夕方のみ要予約
不定休

⑥朝日焼“茶の木釉”の器

朝日山のふもとにある創業約４００年の窯元「朝日焼」では、去年から新たな取り組みを始めました。それは、廃棄される茶の木の灰を使った釉薬をつかった器づくり。宇治の土、宇治の水、宇治の茶の木、宇治だからこそ生み出された一品です。

【番組で紹介した場所】
朝日焼 shop&gallery
住所：京都府宇治市宇治又振67
電話：0774-23-2511
営業時間：10:00～17:00
定休日：月曜日（祝日の場合は翌日）、毎月最終火曜日

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次回の放送もお楽しみに！