えぇトコ

2020年08月26日 (水)

河内熱血音頭 魂込めた宝物 ~大阪 八尾市~

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今回の旅の舞台は、自然が豊かで歴史も深い、大阪・八尾市です。
食べる人をうならせる地元名物の「コロッケ」や、家族で一丸となってつくる「鉄のフライパン」など、魂を込めて育んだ知られざる宝をめぐり旅します♪

旅人:天童よしみさん & ハイヒールリンゴさん

                                        

旅した場所♪

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①常光寺

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河内音頭のふるさと・八尾。毎年夏になると市内20か所以上で盆踊りが開かれ、中には数千人が集まる会場もあるのだそう。そんな河内音頭発祥の寺といわれているのが「常光寺」。毎年境内で行われる地蔵盆の盆踊りは、八尾の夏の楽しみです。そんな由緒あるお寺で、天童さんが河内音頭を熱唱!ステキな歌声が八尾の町に響き渡りました。

【番組で紹介した寺】

常光寺

住所:大阪府八尾市本町5-8-1

電話:072-922-7749

                                                                                  

②わらび餅・もなか

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八尾の人たちに100年近く愛されてきた老舗和菓子店におじゃましました。建物は、茅葺屋根が見事な築300年の古民家。実は、天童さんが子どものころから通ってきたお店なんだとか。そんな天童さんも愛する老舗の銘菓が「もなか」。質のいい大納言小豆を惜しげもなく使ったあんを、こがした皮の中にぎっしりと詰め込んだ、ここでしか味わえないぜいたくな逸品です。さらに、夏にしか作らないという「わらび餅」もいただきました。本わらび粉を使っているので、わらび本来の香りと粘りが楽しめます。きな粉は香ばしさが一層引き立つ深煎り。材料にこだわり抜いた、涼を感じる夏の味でした。

【番組で紹介した「和菓子」が購入できる場所】

與兵衞桃林堂

住所:大阪府八尾市東本町2-5-12

電話:072-929-3663

営業時間:9:00~18:00  定休日:月曜日

   

③コロッケ

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続いても、天童さんが昔から愛してやまないというコロッケのお店へ。店主の徳永さんが一人で切り盛りしています。一人で作れる数には限りがあるため、営業はお昼の2時間だけ。それでもひっきりなしにお客さんが訪れ毎日売り切れるという、八尾で愛され続ける大人気のコロッケです。その味は、実はご両親から受け継いだもの。元々、お店は家族で切り盛りしていましたが、4年前、火事で突然ご両親と弟さんを亡くされました。徳永さん自身も生死をさまよい2か月入院を余儀なくされました。退院後、お店を再開するか悩み抜いた末、一人で再開することを決意。開店当日は再出発を祝う地元の人からのたくさんの花に彩られました。熱い思いがいっぱい詰まったアツアツのコロッケ。八尾の町で生きる力が湧いてくる、おいしさに出会いました。

【番組で紹介した「コロッケ」が購入できる場所】

とくなが

住所:大阪府八尾市安中町1-3-7

                                                                        

④鉄のフライパン

saizueetoko_200826huraipan.png八尾は全国有数のモノづくりの町でもあります。天童さんが訪れた町工場で見つけたのは、鉄のフライパン。高温で調理ができるため、お肉はジューシーに、野菜はシャキシャキに焼くことができます。プロの料理人も多く愛用しているという鉄のフライパンは、設計から完成まで家族4人でつくっています。鉄のフライパンをもっとたくさんの人に使ってほしいと考案したのが、持ち手が簡単に外れ、調理後そのままお皿になるというフライパン。料理を熱いまま食べられて、洗い物も減ると評判だとか。本当にいいものをひたむきに、家族みんなでつくる八尾の町工場がこだわった、鉄のフライパンです。

【番組で紹介した「フラィパン」の購入方法について】

藤田金属株式会社

電話:072-949-3221

フライパンの注文は、藤田金属HPよりご購入ください。

 

⑤コンペイトウ

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続いてリンゴさんが見つけたのは、コンペイトウをつくる会社。京都などの観光地で見かけるコンペイトウは、実は八尾生まれのものが多いのだそう。16台の巨大な鍋で、10日から2週間ほどかけてコンペイトウをつくっています。元は1ミリほどのごく小さな芯に、蜜をかけながら大きくさせていく、手間と根気がいるコンペイトウ。光り輝く八尾の宝石です!

【番組で紹介した「コンペイトウ」が購入できる場所】

大阪糖菓株式会社 八尾ミュージアム

住所:大阪府八尾市若林町2-88

電話:072-948-1338

営業時間:8:00~17:00(※9月より)

(※新型コロナウイルスの影響により、8月の営業時間は8:00~16:00)

 

⑥枝豆

saizueetoko_200826edamame.png八尾市は近畿有数の収穫量を誇る「枝豆」の産地です。畑で出会ったのは、枝豆を育てるのも食べるのも大好きだという森川さん。さやから飛び出しそうなほどプリプリに実った枝豆で作った料理をごちそうしてくれることに。枝豆を知り尽くした森川さんが、間違いなくおいしいと胸を張るのが、旬のケンサキイカと枝豆を炒めた、バターしょうゆの香りが食欲をそそる夏の一品。さらに、ちりめんじゃこを炊き込んだ枝豆ごはんもいただきました。夏に輝く、八尾の枝豆を堪能しました。

 

⑦水呑地蔵院

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続いてやってきたのは、奈良へと至る古道、十三(じゅうさん)街道の道中にある水吞地蔵院。遠く大阪市街までを一望できる、知る人ぞ知る穴場の絶景スポット。空海が掘ったといわれる霊水、弘法水(こうぼうすい)が湧いています。

【番組で紹介した場所】

水吞地蔵院

住所:大阪府八尾市神立

 

⑧イチゴ・夏野菜

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やってきたのは野菜の直売所。山懐の集落でさまざまな作物を育てている清水さんに出会いました。春はイチゴもつくるという清水さん、今年は新型コロナの影響で売れ残ったイチゴをおいしく食べてほしいと、春に凍らせておいたイチゴでかき氷をつくっています。シロップをかけるのではなく、冷凍イチゴをそのまま削り、練乳と自家製のイチゴジャムをかけた、なんともぜいたくなかき氷。さらに旬の夏野菜を使った、地元で「しんかい」と呼ばれる料理も。ゆでて冷水にさらしたナスビに、自家製の柚子みそ、ゴマ、たっぷりのショウガを合わせたものをあえた、今では知る人が少なくなったという山里の味です。代々、山里で守り継がれてきた夏の料理に、心も体も癒やされました。

【番組で紹介した「イチゴ・野菜」直売所】

清水園 くるり。

住所:大阪府八尾市大竹8-110

電話:072-941-7027

営業時間:8:00~18:00  定休日:火曜日

 

 

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次回の放送もお楽しみに!

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