NHK大分 新・気象キャスター 伊藤理紗子さん
- 2024年04月02日
2024年度からNHK大分の気象コーナーを担当することになった、気象予報士の伊藤理紗子さん。2021年に予報士の資格を取得し、テレビの気象キャスターを務めるのは今回が初めて!伊藤さんのデビュー初日(2024年4月1日)の様子を紹介します。
昼前天気でデビュー
4月1日、昼前天気の冒頭。初めてのテレビ出演で緊張しそうな場面ですが、笑顔で元気よくスタート!コーナー名は伊藤さんの名前から「りさこのお天気コーナー」。
新年度から昼前天気の内容がリニューアル。気象解説を交えてより詳しくその日のお天気をお伝えするスタイルとなりました。最新の観測情報を元に、気温の見通しを伝えます。
2日前の3月30日に大分地方気象台から桜の開花発表がありました。それを踏まえて、県内各地の桜の名所の開花情報を伝えます。
最後は「午後も、お元気で!」とあいさつし、初回の放送を終えました。
「ぶんドキ」では気象クイズも
夕方は「ぶんドキ」に出演。本番前に西垣キャスター、宮崎アナウンサーと並んで1枚。
前任の気象予報士・熊澤里枝さんからコーナーを引き継いで、この日は気象解説と並んで気象クイズも出題しました。
伊藤さんにとって初めてとなるクイズは、春を代表する花「ハクモクレン」から。大分県内で見かけた花を自ら撮影して紹介。
問題は、「ハクモクレンの別名は?」というもの。
『〇〇・フラワー』とも呼ばれているそうで、〇〇に入る選択肢は、「ペンシル」「コンパス」「ブンドキ」「ペーパー」。「文房具の名前が多いですね」と宮崎アナウンサー。
迷った結果、宮崎アナウンサーは「ペンシル」を。西垣キャスターは「ブンドキ」を選びました。西垣キャスターは選んだ理由を、「新年度ですから、番組名と同じ『ブンドキ』で!」とのこと。果たして・・・
その理由を伊藤さんから解説。ハクモクレンの花は開花に向けてつぼみが膨らんでいくときに太陽の日差しがよく当たる南側から先に成長していきます。それによってつぼみの先が北を向くことから、方角がわかる方位磁石のような花だということで「コンパスフラワー」と呼ばれているんだそうです。
「コンパスは、文房具じゃなくて、方位磁石のほうだったんだ!」と言いながら、手を文房具のコンパスを使う時のようにくるくる回す西垣さんと宮崎さん。それを見ながら「ひっかけです」とニコニコする伊藤さん。初日からすっかりぶんドキファミリーの一員になっているようです。
初日を終えて・・・
「ぶんドキ」放送終了直後のスタジオで、伊藤さんに感想と、これからの思いを聞きました。
初日を無事終えることができてホッとしました。大分県の皆さんに親しんでいただけるよう、普段の気象情報やクイズコーナーは笑顔でわかりやすくを心掛けます。また、防災情報や災害時の情報は、しっかり正確にお伝えし、大分県の皆さんに信頼してもらえる気象予報士となれるよう頑張ります。これからよろしくお願いします。