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『上中下越に佐渡(さぁ~ど~)ぞ!』新潟 上越市

  • 2022年07月28日

上越市

新潟県内にある37市区町村の魅力をお届けする『上中下越に佐渡(さぁ~ど~)ぞ!』。第12回は上越市です。戦国武将 上杉謙信が拠点とした春日山城跡やスキー伝来の地とされるスキー場など歴史を感じるスポットがたくさんあります。そして、厳しい冬を越すと高田城址公園の桜が咲き、観桜会には県内外から大勢の人が集まります。
 

3年ぶりの夏祭り!

桜に負けない上越市の魅力。今回は『直江津祇園祭』※を紹介しました。そう、新型コロナの影響で3年ぶりの開催です。(※「礻(しめすへん)に氏」以下同じ)

平安時代中期から続くとされる歴史のあるお祭り。多くの地元の人たちから愛されています。
 

みこし到着

祭りの会場となった直江津地区の荒川橋近く。午後7時ごろ各町内の山車が続々と集まってきました。辺りはお囃子で賑わいはじめます。そこに到着したのが商売繁盛や農業の神などをまつる八坂神社のおみこし。実はここから約8キロも離れた高田のまちを回ったあと直江津に到着したのです。
 

なぜ高田を回る?

もともとは直江津で始まった祇園祭。江戸時代、直江津の福島城の藩主 松平忠輝が高田城に移ることになり、直江津のほとんどの神社仏閣は高田に移りました。しかし、八坂神社は直江津の地に残り、祭りの際におみこしを出張させる今の形になったと言われています。

そのため、今は八坂神社のおみこしが高田を回る、「高田祇園祭」と「直江津祇園祭」を合わせて「上越まつり」と呼んでいます。

本来は、おみこしが船に乗って関川を下って戻ってきます。でもことしは新型コロナの影響もあり陸で移動する形になりました。
 

川を下って戻る様子

屋台やお囃子で出迎え

おみこしをお迎えするのがずらりと並んだ各町内の屋台とお囃子。屋台とは屋根のついたお祭りの山車のことです。周りでは子どもや地域の人がお囃子を演奏します。軽快なお囃子と各町内の威勢の良いかけ声、そして夜空にあがる花火が、より一層祭りのムードを高めていました。
 

熱い思い

「血わき肉おどります」

3年ぶりとなった今回の祭り。以前のような規模での開催は難しかったものの、久しぶりの祭りに会場は地元の人たちの笑顔と熱気であふれていました。地元の方々の祭りへの熱い思いを感じました。

上越の夏を楽しんで

今回紹介した祭りのほかにも上越市では地域ごとにさまざまな祭りがあります。
みなさんもぜひ上越の夏を満喫してみてはいかがでしょうか?

夏は祭りで盛り上がる!  上越市にさぁ~ど~ぞ!!




 

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