11月の国内宿泊者 去年同月比30.2%減
10か月連続で前年下回る

2020年12月28日

2020年11月、国内のホテルや旅館などを利用した宿泊者数は、去年の同じ月と比べて30.2%減少し、10か月連続で前の年を下回りました。

観光庁によりますと2020年11月、ホテルや旅館などを利用した宿泊者数は、速報値で延べ3466万人と去年の同じ月と比べて30.2%減少し、10か月連続で前の年を下回りました。

11月の下旬には、札幌市と大阪市がGo Toトラベルの対象から外れましたが、減少幅は9月の46%、10月の35%と比べると、回復傾向が続いています。

また、2020年11月のホテルや旅館などの客室稼働率は46.1%と低い水準ですが、10月からは3ポイント改善しました。

一方、外国人の宿泊者は、延べ44万人余りと去年の同じ月を95.1%下回り、記録的な落ち込みが続いています。

観光庁は「年末年始にはGo Toトラベルが一時停止され、影響を注視する必要がある」としています。