被爆から72年。長崎原爆に関するさまざまな知識・情報を夕方のニュース「イブニング長崎」で毎日、お伝えします。

長崎原爆ノート78「平和への誓い」「平和への誓い」は、長崎に原爆が投下された8月9日に毎年、長崎市の平和公園で開かれる「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」で被爆者の代表が読み上げます。被爆から25年がたった昭和45年に始まり、これまで45人の被爆者が自身の被爆体験と核兵器廃絶への思い、それに平和への思いを、誓いに込めて世界に発信してきました。平和への誓いを読み上げる被爆者の代表は、長崎市内にある5つの被爆者団体から選ばれます。去年は城臺美彌子さんで、「今、進められている集団的自衛権の行使容認は日本国憲法を踏みにじった暴挙です。被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください」と強く訴えました。被爆から70年となることしの「平和への誓い」は、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の谷口稜曄代表委員が読み上げます。谷口さんが「平和への誓い」を読み上げるのは、昭和49年に続き2回目です。※この原爆ノートは、平成27年8月上旬の状況に基づいて作成しています。
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