雪と桃の節句

きょう（3日）の県内は、日本海北部の低気圧が津軽海峡付近に進んだ影響で、内陸を中心に雪が降り、ふぶきました。
盛岡では、午前10時には、一時、5㎝の積雪を観測しました。
久しぶりに雪かきをしたという方もいたと思います。
ただ、春の雪らしく、湿った雪で、午後には積もった雪もとけていきました。
そして、3月3日のきょうは「ひな祭り」で「桃の節句」です。
なぜ「桃の節句」なのでしょうか。
理由は大きく３つあります。
まずは、旧暦3月3日は、今の暦でいうと、3月下旬から4月上旬にあたるので、ちょうど桃の花が咲く頃でした。
また、中国の伝説によると、桃には、百歳、「ももとせ」とも読みますが、桃を食べると、百歳まで生きられという不老長寿への願いが込められていました。
さらには、桃には邪気をはらう力あるとされています。
ということで、桃はとても縁起がいいと言えます。

あす（4日）は、高気圧に覆われ、晴れる見込みです。
朝は、寒気と放射冷却の影響で、内陸を中心に冷え込みますが、日中は日差しの温もりを感じられそうです。
5日（土）は、低気圧の影響で、内陸を中心に再び雨や雪が降る予想なので、あす（4日）の日差しを洗濯などに有効に使うとよさそうです。