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しまねっとマガジン 島根特集

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衆議院島根1区補欠選挙 候補者演説を分析(4月16日放送)

AIを使った「テキストマイニング」という手法で、演説で多く使った言葉の回数を集計しました
  • 2024年04月16日

 

衆議院島根1区の補欠選挙に立候補したのは届け出順に、自民党の新人で公明党が推薦する元中国財務局長の錦織功政氏(55)と、立憲民主党の元衆議院議員で党島根県連代表の亀井亜紀子氏(58)の2人です。今回、全国で行われる衆議院の3つの補欠選挙で、自民党が公認候補を擁立するのは島根1区だけで、与野党が対決する唯一の選挙区となりました。

テキストマイニングで演説を分析

NHKはそれぞれの候補者の演説を「テキストマイニング」という手法で分析し、告示日最初の演説で有権者にどのような内容を訴えたのか読み解きました。この中で使われた政策や選挙運動に関する言葉の回数を集計し、より多く使われた言葉をより大きく表示しています。

錦織功政氏

 

錦織氏はおよそ9分演説し、最も多く使った言葉は「ふるさと」で9回でした。島根が高校卒業まで育った地元だと強調し、「ふるさと」に貢献したいと繰り返しました。
次いで多かったのが「働く」の7回で、これまでの財務省や復興庁での経験に触れ、地方のために「働く」などとアピールしていました。

一方、「自民党」は3回で、政治資金の問題について有権者から政治改革に向けた意見をアンケートでまとめてきたとこれまでの取り組みについて説明しました。
前回の衆議院選挙で「自民党」の公認候補だった細田博之氏については触れませんでした。

亀井亜紀子氏

亀井氏はおよそ13分演説し、最も多く使った言葉は「人」で8回でした。「すべての分野で人が足りない」などと、人口減少の危機感を訴えました。

次いで「自民党」、「問題」、「子育て」、「松江」、「声」、「国会」が7回でした。「自民党」の裏金「問題」について国民の審判を受けるべきだと指摘したほか、政府が進める「子ども・子育て支援金制度」を批判し、「一刻も早く国会に戻って一緒に声を上げてこの制度を止めていきたい」と訴えていました。そのうえで「衰退しか見えないこの島根県から自民王国を崩すことによって、真面目に日本の政治を変えましょう」と呼びかけました。

投開票日

投票は衆議院東京15区や長崎3区と同じ4月28日に行われ、即日開票されます。
 

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