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宇治市笠取小学校卒業式 山あいの小学校から6年生5人が巣立ち

  • 2024年03月26日

宇治市の山あいにあり、全校児童が20人という小規模な小学校で、19日、卒業式が行われ、6年生5人が自然豊かな学びやを巣立ちました。

壇上で卒業証書を受け取る

宇治市立笠取小学校は、校区外からの通学も受け入れる「特認校」になっていて、全校児童20人のうち18人が校区外からバスなどで通学しています。 
卒業式には、6年生5人がはかま姿で出席し、在校生や保護者たちに拍手で迎えられました。 
卒業生たちは、はじめに壇上で杉本清彦校長から卒業証書を受け取り、「夢に向かって進む一歩一歩が人生なので、夢を探し続けてほしい」というはなむけのことばを贈られました。 

地元の木材で作られたもう1枚の卒業証書

笠取小学校では、山あいにある立地を生かし田植えや干し柿作りなどの自然体験を取り入れていて、19日は地域の人たちから地元の木材で作られたもう1枚の卒業証書もプレゼントされました。

在校生が思い出を発表

このあと在校生が、一緒に一輪車を練習したりドッジボールで遊んだりしたことなど、思い出を発表すると、卒業生たちは涙を拭いながら聞き入っていました。

楽しい思い出がたくさんできた6年間でした

最後に順番にあいさつをし、女子児童のひとりは「低学年のときはすぐに泣いていましたが、誰かがいつも助けてくれました。私も助ける側になりたいと強くなれました」と話していました。 
5人は、それぞれ別の中学校に進学するということです。 
卒業生の山崎郁杜さんは「別れるのはとても寂しいですが、楽しい思い出がたくさんできたのでよい6年間でした」と笑顔で話していました。

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