きょうの「こころの風景」は、小学５年の夏休み、単身赴任の父親と1か月間過ごした思い出の場所。穏やかな瀬戸内海とは違う日本海の雄々しさに、子どもながらに心惹かれたといいます。この日も晴天。スタートは、石見海浜公園の展望台。そこから眺める青い空、青い海は、まさに絶景。文子さんの父親が道路工事に携わったという国道９号線をひた走り、この地域ならではの赤い瓦屋根の町並みを通り抜けます。そして真島の西側の海岸へ。真島は昔と変わらぬ姿で大きな穴をあけて横たわっています。「穴のことは“ホゲ”と九州で教わった」と得意げに語る正平さんでした。

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