甲州市・地域に愛されて100年以上 伝統の「祝いパン」
カメラマンがお伝えします
- 2024年03月28日
(令和6年3月19日撮影)
甲州市にある老舗のパン屋では、地域で100年以上受け継がれ祝い事などの時によく食べられる菓子パン 祝いパンがあります。子どもから大人までに愛されている特別なパンです。
(NHK甲府 カメラマン 丸茂孝洋)
峡東地域に100年以上の歴史があるといわれている祝いパン。学校の入学式や卒業式などのおめでたいときや地域の行事などで配られるなど、地元で長く親しまれてきた特別なパンです。
祝いパンは、県内産の小麦粉にバターや砂糖などを混ぜた生地を金型で「だ円」の形にくり抜いて6分ほど焼きます。
仕上げにパンの表面に砂糖を溶かしてペースト状になったものをたっぷり塗って出来上がり。
かつては小中学校の卒業式の時などにお祝いとして配られてきました。今では地元保育園の入園式や卒園式をはじめ、地域の行事などで配られています。
長く地域に愛されている大切な味「祝いパン」です。