山梨県の自然記念物! 甲州市玉宮地区・春を告げるザゼンソウ
カメラマンがお伝えします
- 2024年03月08日
(令和6年2月24日 撮影)
甲州市では春の訪れを告げるザゼンソウが見ごろを迎えています。
(NHK甲府 カメラマン 吉田秀樹)
甲州市の「玉宮ザゼン草群生地」には、およそ2000株のザゼンソウが群生しています。
ザゼンソウは「苞」(ほう)と呼ばれる葉に包まれるようにして黄色い小さな花を咲かせます。
その様子が僧侶が座禅を組む姿に似ていることからその名が付けられたといわれています。
ことしは2月中旬から咲き始め、いま見ごろを迎えています。
訪れた人たちは遊歩道を散策したり、しゃがんで写真を撮ったりして春の訪れを楽しんでいました。
東京から来た男性は「毎年来て楽しみにしています。春を告げる花はいくつもありますけど、これはもう早春ですね、まさに。春よりもっと前の段階で人々に春がもうすぐ来るよと告げている気がします」と話していました。
ザゼンソウは3月中旬まで楽しめるということです。