私たち2人が走った高知龍馬マラソン

五十嵐リポーターと城キャスターが3年ぶり開催の高知龍馬マラソンを完走！

太平洋の雄大な景色を見ながら早春の土佐路を駆け抜ける「高知龍馬マラソン」が3年ぶりに開催、およそ7000人のランナーが出場しました。私たちも全力で走ってきました！
（高知放送局五十嵐優衣・城あすか）

3年ぶりの開催

ことし2月の「高知龍馬マラソン」は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となり、フルマラソンに国内外の17歳から87歳までおよそ7000人が参加しました。

コースは、高知の観光名所・桂浜の近くや清流・仁淀川などを巡り、高知市の春野総合運動公園にフィニッシュする42.195キロです。

スタート直前は曇り。走り出すと途中で雨になり何度も心が折れそうになりましたが、沿道にいる皆さんの声援のおかげで10キロまでは楽しく走ることができました。

しかし、20キロ地点。長く続く上り坂が見えてきました・・・。浦戸大橋です。
心臓破りの坂で、私を含めほとんどのランナーが歩いていました。

浦戸大橋の長い坂・・・走っても走っても先が見えない浦戸大橋。とてもしんどかったです。

疲れを癒してくれたのは給水所です。

馬路村特産のユズジュースや、安芸市のナスゼリー、さらにカツオ飯など特産の食べ物や飲み物が並んでいました。

走りながら、次は何が出てくるのか楽しみにしていました。疲れた心と体に沁みました。

沿道からは、よさこい踊りで使う「鳴子」を鳴らしたりコスプレ姿で声援を送ったりする人たちから応援をいただきました。

そして30キロ地点の仁淀川河口大橋。脚も限界に近付きつつあるなか、強い風が吹いていて橋を渡るのに一苦労しましたが、あとは気力勝負！何とか無事完走することができました。

後半は足の痛みとの闘いでした。ですが沿道の応援が温かくて最後まで走り切ることができました！こんなに応援されたのは人生で初めてで、途中走りながら涙が出そうになりました・・・。タイムは5時間45分でしたが、来年は5時間台の前半を狙います！

私も初めてのフルマラソン。42.195キロというこれまで走ったことのない距離で心が折れそうなときもありましたが、何とか無事に完走できて良かったです。同じく応援に励まされ、声をかけてくださる方がいるたびに、「頑張ろう」という気持ちになりました！