ページの本文へ

はじまりの港~神戸港開港150年~

第5回 海を渡った祈り

神戸港開港150年にあわせて「はじまりの港」と題し、港発信のさまざまな文化やモノ、風景を8K映像で切り取るシリーズの第5回。今回は「祈り」をテーマに取材しました。

イスラム教のモスク、人々が祈りをささげている

開港以来、神戸には多くの外国人がやって来ました。彼らはこの街にさまざまな祈りを持ち込みました。この街には日本に現存する最古のイスラム教のモスク、日本で唯一のインドのジャイナ教寺院、関西のユダヤ人の心のよりどころであるユダヤ教寺院などがあり、そこではそれぞれの祈りが捧げられています。神戸で共生する彼らの姿を通してこの街の文化の多彩さを感じていただければと思います。

ジャイナ教寺院

ユダヤ教寺院

また、これらの建物それぞれが魅力的な個性を持っているところにもご注目ください。建物自体が特徴的ですし、宗教的な調度品も魅力的な雰囲気を醸し出し、まるでどこか遠くの異国に居るような気分にさせてくれます。

ムスリムモスクをバックに井上カメラマン

NHK神戸放送局 井上大輔カメラマン