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~田辺聖子のしんこ細工~より

しんこ細工

レシピ監修 辻製菓専門学校 金澤 賢吾 先生
家庭で作りやすいように、甘く柔らかい生地にアレンジしたしんこ細工です。愛らしい鳥と、皮をむいたときが感動的なみかん。是非挑戦してみて!

【初回放送】2021年5月10日

しんこ細工

材料 さあ、はじめましょうか!

約6個分
<しんこ生地>
上新粉 110g  
上白糖 100g  
110g  
 
食用色素(赤、黄、緑) 適量  
片栗粉 適量  
黒ごま 適量  
離型油 適量 生地が手に付くのをふせぐ
薄手のゴム製手袋を使うか、かたく絞ったふきんで手を拭きながら作業するのも可
 
きなこ 適量 お好みで
上白糖 適量 お好みで

作り方

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準備

■蒸し器にたっぷりの湯を沸かし、蒸気をあげておく
■細工用はさみ(又は、手芸用糸切りはさみ)を用意する
■ようじを適量束ねた物を用意する
■きなこと上白糖を10:1の割合で混ぜておく

しんこ生地を作る

step1
ボウルに上新粉、上白糖を入れ、泡だて器で混ぜる。

step1

step2
分量の8割程度の水を加えて泡だて器で混ぜ、残りの水を加える。ダマが出来ないようにしっかりと混ぜる。

step2

step3
蒸し器に型を置き、ぬらしてかたく絞ったさらしを敷いて生地を流し入れ、20分蒸す。(白く濁った部分が残らないように完全に火を通す。)

step3

step4
蒸し上がったら、さらしごと取り出してまとめる。

step4

step5
まな板に水を打って、なめらかな状態になるまで練る。ラップに包み、冷めるまで常温でおく。(厚さ2cm位なら1時間程度で冷める)

step5
 

着色する

step6
しんこ生地のうち、120gを黄色、20gを赤色、10gを緑色に着色する。(着色したら、乾燥しないようにラップに包む)
※手に付く場合は、離型油を使用する。

step6

step7
黄色100gと赤色12gを混ぜ合わせて、オレンジ色に着色する。(色合いは好みで調節する)

鳥を作る

step8
白色生地35gを、シワができない様に球状にする。(手の平を広げてそらし、手の平全体を使い生地を転がすとよい。)

step8

step9
片側を転がして卵型にし、指で丸くもみだして、頭の形に整える。

step9

step10
胴体部分の生地の端を指でつまみだし、とがらせて尾羽の形に整える。指で頭、胴体、尾羽の形を調整する。

step10

step11
尾羽の先端部分を、細工はさみで切り込みを入れて整える。

step11

step12
細工はさみの背の部分で、胴体の両脇に、首元辺りから尾羽に向かって、弧を描くように左右対称に筋目を入れ、羽の形に整える。

step12

step13
頭の正面のくちの位置に黄色生地を適量つけ、つまみだし、とがらせてくちばしをつくる。

step13

step14
適量のオレンジ色生地を円錐形にする。胴体の下部分に2つ貼り付け、細工はさみで線をつけて足をつくる。

step14

step15
指先をふきんで湿らせて黒ごまを一粒とり、左右の目の部分に付けて完成。

step15

みかんを作る

step16
<果肉>
オレンジ色の生地20gを、表面が滑らかな球状にする。細工はさみの背の部分で、放射状の溝を深めに8本入れる。

step16

step17
表面に片栗粉をまぶす。(溝の部分は、白い筋状になるようにしっかりつける)

step17

step18
<皮>
オレンジ色15g、白色10gをそれぞれ球状にし、重ね合わせる。両手の平でつぶして、直径6cm程度の円にする。

step18

step19
ステップ18の白を上にして、その上にステップ17を置き、果肉の軸がずれないように包む。

step19

step20
上から指で軽く押さえて球状を少しつぶす。

step21
ようじを束ねた物を表面に押しつけ、みかんの皮の質感に似せる。

step21

step22
緑生地で葉を作る。葉先部分をみかんの中央に貼り付け、親指の腹で平らにつぶす。(少し厚めの方が質感を出しやすい)

step23
細工はさみで葉の表面に葉脈をつける。緑生地を丸めて中央に乗せてヘタにする。

step23

step24
房の部分が見える様に、指先で爪をひっかける様にして皮部分をむいて完成。

step24
 

たべごろと保存方法

食べごろは、当日中です。きなこをつけてもおすすめです。乾きやすいので、乾燥しないように密閉容器に入れて保存してください。

完成
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