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端午の節句 笹香るちまき

ちまき

監修・調理指導 辻製菓専門学校 金澤 賢吾 先生
端午の節句に食べる伝統のお菓子、ちまき。笹の葉の裏と表を使い分けて生地を包みます。口の中に広がるみずみずしい笹の香りをご堪能あれ!

【初回放送】2016年5月2日

しろくまちゃんのホットケーキ

材料 さあ、はじめましょうか!

◆約10本分
<ちまき生地>
 上新粉 160g  
 上白糖 180g  
 くず粉 10g  
 ぬるま湯 320g ※正確に計量したいので重量で表示
 
 笹の葉 1本につき3枚 塩漬け
 いぐさ 1本につき1m程度 乾燥

作り方

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準備

■いぐさを湯又は水につけて戻す。
■蒸し器にたっぷりの湯を沸かし、蒸気をあげておく。
■上白糖をざるでふるっておく。

ちまきの生地を作る

step1
耐熱容器に上新粉と上白糖を入れ、泡立て器で混ぜる。
(完全に混ぜることで、ダマができにくくなる)

step1

step2
別の容器にくず粉を入れ、ぬるま湯の1/3量で溶き、こしながらステップ1に加える。

step2

step3
残りのぬるま湯の半量で器についたくず粉をすすぎ、こしながら加え、泡立て器で混ぜる。

step3

step4
残りのぬるま湯を加えてさらに混ぜ合わせる。

step4

step5
ラップをして500Wの電子レンジに3分かける。
(底部分にかたまりが少量できる)

step5

step6
電子レンジから取り出し、泡立て器で均一な状態になるまでしっかりと混ぜる。

step6

step7
ラップをして、500Wの電子レンジに7分かける。

step7

step8
電子レンジから取り出し、滑らかになるまでしっかりとしゃもじで練り混ぜる。

step8

step9
さらにラップをして、500Wの電子レンジに3分かける。

step7

step10
電子レンジから取り出し、滑らかになるまでしゃもじで練り混ぜる。
(食べてみて粉気がないか確認する)

step10

step11
耐熱容器の上から、ぬらしてかたく絞った布巾をかけ、約5分おいて粗熱を取る。

step11

step12
手で持てる温度になれば、まな板に移し、手に水をつけながら、表面が滑らかになるまで練る。

step12

step13
手に水をつけながら、1個50g(ゴルフボールくらい)ずつに分け、長さおよそ13cmの円すい形に整える。

step13
 

笹の葉で包む

step1
笹の葉を流水で振り洗いし、ぬらしてかたく絞った布巾ではさみ、表面の汚れと水気をふき取る。

step1

step2
水気をふき取った笹の葉3枚を扇形に重ねる。
(一番上の葉だけ表にする)

step2

step3
表にした葉の茎を短く切って目印にする。

step3

step4
表にした葉に円すい形にした生地をのせる。
(葉の茎側は人差し指の幅程度あけておく)

step4

step5
葉の根元を押さえながら、右側からすきまができないように巻いていく。

step5

step6
短く切った茎を引き、たるまないようにしめ、葉の根元を洗濯ばさみでとめる。

step6

step7
外側の葉の中心が向こう側になるように持ち、ちまき生地の上部を親指で押さえる。

step7

step8
葉を左右から折り込んで、ちまき生地の上部を親指で押さえる。

step8

step9
さらに右側の葉を左へ折り込んで押さえ、その上に左側の葉を右へ折り込んで押さえる。

step8

step10
折ったところに水気を切ったいぐさを当て、左回りにしっかりと2回巻く。
(いぐさの端はちまき生地と一緒に持っておく)

step7

step11
いぐさの端を隠すように葉先を手前に折り込み、ちまき生地のまわりをいぐさで左回りに巻き上げる。

step10

step12
洗濯ばさみをはずし、巻き終わりを親指に巻きつける。

step11

step13
親指を抜き、すきまの輪にいぐさの先を通して縛る。

step12
 

蒸して仕上げる

step1
蒸し器に並べ入れ、10分蒸す。

step1

step2
氷水につけて冷まし、ちまきに歯ごたえを出す。

step2

step3
水気を切り、出来上がり。

step3
 

たべごろと保存方法

硬くなるのでなるべく当日中にお召し上がりください。
笹は乾燥すると見栄えや風味が劣るので、密閉容器に入れて保存してください。
完成
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