監修 辻製菓専門学校 立嶋 穣 先生 昔ながらの米あめを使って作る深みのある千歳(ちとせ)あめと、コンデンスミルクを加えた、優しい味わいの千歳あめ。 どちらも家庭で作りやすいようにアレンジした番組特製レシピです。
■ アーモンドは包丁で細かく切っておく。
グラニュー糖と水を鍋に入れて強火にかけ、沸騰させる。
水あめを加え、全体を混ぜてから、中火で123℃まで煮詰める。
煮詰めている途中、鍋のふちにあめが飛びはねたら、はけで水をつけて落とす。
123℃になったら、湯につけて温めておいた米あめを加え、全体を混ぜる。
弱火にし、全体にふき出していた泡が落ち着いてくればよい。 ※この時点で温度は125℃が目安
製菓用の耐熱シートにステップ5を流して、シートを折りたたんであめをはさむ。触れる程度まで、常温で冷ます。 ※均一に冷めるように、時々、表と裏を入れかえる
ゴム製の手袋をし、温かいうちに、あめを両手で引っ張っては折りたたむ作業をくり返す。 ※お好みでアーモンドを加える際は、この時点で加えて混ぜる
全体が白くなり、丸くまとめたときに表面に艶がなくなるまでくり返す。
かたくり粉をつけながら、板の上を転がして、棒状にのばす。 ※転がしては引っ張る作業をくり返すと、均一な太さになりやすい
ある程度長くのびたら、はさみで半分に切り、さらにのばす。のばしては切る作業をくり返し、8等分にする。
端を切り落として、長さをそろえ、転がしながら形を整える。
あめが固まれば、できあがり。
「白の千歳あめを作る」のステップ1~3を参照し、128℃になるまで煮詰める。
火を止め、湯につけて温めておいたコンデンスミルクを加え、全体をよく混ぜる。 ※コンデンスミルクを加えると焦げやすいので注意
全体にふき出していた泡が落ち着いてくれば、食用色素を少量加える。 ※この時点で温度は127℃が目安
「白の千歳あめを作る」のステップ6~11を参照し、仕上げる。
千代紙をワンポイントに可愛くラッピング。ハレの日を素敵に彩るお菓子です。