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【ふるさと自慢】礼文町「“花の浮島”礼文島」

  • 2024年5月16日

礼文町は、稚内市の西方60キロメートルの日本海に位置する最北の離島・礼文島にあります。ウニやホッケがおいしいこのまちには、ここでしか見ることができない高山植物がたくさんあります。
(2023年6月放送)

今回ご出演いただいたのは礼文町産業課の菊田さん。礼文島でしか見ることのできない高山植物の魅力をたっぷり紹介してくれました。

花の浮島

礼文島は、通称「花の浮島」と呼ばれているように、本州では標高2000メートルを超えるような高い場所でしか見られない高山植物の花々を、海辺で見ることができます!
島に咲く高山植物は約300種類とも言われ、季節を通して色とりどりの花々が咲きつないでいきます。

高山植物園

高山植物園の村山さんにもお話を伺いました。花のビジターセンターとも呼ばれる高山植物園では、季節ごとに礼文島で咲いている高山植物を観察することができます。その数なんと約50種類1万本!礼文島を代表する固有種レブンアツモリソウも見ることができます。レブンアツモリソウの花を自然界で見ることができるのは5月下旬から6月上旬までですが、高山植物園では温度管理によって開花時期を調整した鉢植えを展示していて、8月中旬まで花を楽しむことができます。
※状況により展示期間が変わります

礼文島の魅力

礼文島の高山植物は、高山植物園のほかにも島内に伸びた7つのトレッキングコースで楽しむことができます。簡単なコースから少し難易度のあるコースまで多彩なコースがあって、じっくりと歩けば可憐な花々や絶景に出会えます。
礼文島は花だけではなく、ウニ、ホッケ、鱈、昆布といったたくさんの海の幸も魅力です。特にウニは自然豊かな海の栄養たっぷりの利尻昆布を食べて育つので、甘くてコクがあり絶品です。みなさん、ぜひ礼文島に遊びに来てくださ~い!

 

編集後記

今回は礼文町を取材させていただきました。「花の浮島」の呼称で親しまれる礼文島は、ここでしか見ることができない高山植物やおいしい海鮮など、たくさんの魅力でいっぱいです。みなさん、海を渡って自然の中でゆっくりと島の時間に浸ってみてはいかがでしょうか。

旭川放送局 竹ケ原貴一

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