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8K特別上映「写真家・星野道夫の足跡をたどる」

  • 2024年4月19日

NHK帯広放送局では、星野道夫を取り上げた8K番組を再構成して制作した特別なプログラム「写真家・星野道夫の足跡をたどる」の特別上映を、北海道立帯広美術館 ロビーで開催します。超高精細な8Kで星野道夫の世界をお楽しみください!(8K…地上デジタル放送で採用されているハイビジョンの16倍にあたる超高画質映像)

関連番組を放送します!

ワイルドライフ アラスカの光と風
星野道夫×大竹英洋 時を超える旅
〈総合〉 5/11(土) 午前8:15~(北海道地方)
※放送後はNHKプラスで1週間見逃し配信

優しい眼差しの写真と心に響く文章でアラスカの自然を伝え続けた星野道夫さん。その世界に共感し自然写真家になった大竹英洋さんが彼の足跡をたどり壮大な旅に出た。星野さんが生涯をかけたトナカイの大移動に遭遇し、ザトウクジラの群れに星野さんが出会ったクジラを発見。倉庫に眠っていたカメラから見つかった遺作フィルムの現像にも成功。時を超えて届いた手紙の様な写真を大公開!今よみがえる星野さんからのメッセージ。

北海道立帯広美術館 8K特別上映内容

星野道夫が、優しい眼差しで切り取ったアラスカの壮大な自然。その世界観に共感して写真家になった一人の日本人がいる。大竹英洋(47歳)だ。2021年春、彼は、星野の足跡をたどる旅に出た。星野が生涯をかけて追い求めたトナカイの大移動、かつて星野が写真に収めたザトウクジラとの奇跡的な再会、そして、倉庫に眠っていたカメラのフィルムに記録されていた遺作。大竹は、この旅で、星野道夫からどんなメッセージを受け取るのか?
再構成元番組:『ワイルドライフ アラスカの光と風 星野道夫×大竹英洋 時を超える旅』(2023年2月26日 BS8Kで放送)

プログラム

①遠い自然~トナカイを追って~(上映時間6分30秒)

星野道夫が最も情熱を傾けたのが、野生のトナカイ(カリブー)の撮影だ。トナカイは毎年、片道1200キロもの大移動を繰り返し、夏のわずか数日、北極圏の原野に10万頭もが大集結、圧巻の光景を生み出す。大竹は、星野が見たというその伝説のシーンに迫る。アラスカ北部に広がるツンドラの大地で、悠久の営みを繰り返してきた大自然を追体験する。 

②もうひとつの時間~クジラとの奇跡の再会~(上映時間6分30秒)

星野道夫の足跡をたどる大竹の次の旅は、海だ。南東アラスカの海を訪れ、ザトウクジラを追う。クジラたちは、夏、はるか4000キロ離れた南の海から、氷河と森に囲まれたアラスカの海にやってくる。大竹は、目の前でジャンプするクジラを見て、星野がクジラと共有した時間に思いをはせる。
そして、ついに、生前、星野が写真を撮った同じクジラとの再会を果たす。大竹の脳裏には、彼が大好きな星野の言葉が浮かんだ。

③タイムカプセル~26年の時を超えて~(上映時間7分)

2022年、大竹は、アラスカにある星野の自宅を訪ねた。星野が使っていたパノラマ写真を撮るために使っていた特殊なカメラが地下倉庫から見つかったと聞き、見せてもらうためだ。そこで、26年間、眠っていたカメラの中に未現像のフィルムが残されていることがわかった。日本のフィルム会社に協力を求めたところ、経年劣化があったものの、見事に現像に成功した。映っていたのは・・・。
大竹は、その遺作を通して星野からのあるメッセージを受け取る。

開催概要

日時
2024年4月20日(土)~6月30日(日)
午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
会場
北海道立帯広美術館 ロビー(住所:〒080-0846 帯広市緑ヶ丘2番地 緑ヶ丘公園)
【アクセス】 北海道拓殖バス 「緑ヶ丘6丁目」下車 徒歩4分
入場料
無料 ※「8K特別展示」のみ
休館日
月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
お問い合わせ
〈主催〉NHK帯広放送局 電話 0155-23-3111(平日午前10時~午後5時)
〈協力〉北海道立帯広美術館 電話 0155-22-6963(月曜休館 午前9時30分~午後5時)
※荒天などの影響により展示を中止する場合があります。その場合、他の日程への振替はございません。

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