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【ふるさと自慢】沼田町「雪の冷気でおいしいおコメ、雪中米!」

  • 2024年5月9日

北海道のほぼ中央に位置する沼田町。あんどん祭りやほたるで有名な沼田町には、雪の冷気で保存されたおいしいお米、「雪中米」があります。雪中米について、番組に出演いただいた沼田町役場農業推進課の源綾芽さんにお話をうかがいました。(2023年7月放送)

 

雪中米

雪中米の歴史は新しく、1996年からスタートしました。もともと沼田町は雪による事故や災害など、さまざまな被害に悩まされてきました。そんな中、雪を利用して農作物を作ったり、観光などの地域おこしの資源として利用したりする「利雪」という考え方が生まれました。そうした動きの中で、雪の冷気を利用したコメの貯蔵を始めました。沼田町は世界初となる米低温貯蔵施設「スノークールライスファクトリー」を1996年に誕生しました。

雪中米はこんなにおいしい!

そうしてできた雪中米は、籾のまま貯蔵するので新米の味と香りを楽しむことができます。もちもちで味はしっかり甘く、とってもおいしいんです!また、雪の冷気というクリーンなエネルギーを活用し、うまみを閉じ込めているので、環境にもとてもやさしいです。雪中米は沼田町のふるさと納税品の中で人気ナンバー1を誇ります!ぜひ、食べてみてください!

沼田町の魅力

沼田町は豊かな自然に囲まれた人口2,800人程度の小さなまちですが、雪中米のほかにも魅力がたくさんあり、様々なことにチャレンジしています!先ほど紹介した雪中米をはじめとする雪の活用もそうですし、綺麗な環境を生かした蛍の繁殖、町民が一体となって作り上げる「沼田町夜高あんどん祭り」は北海道の三大あんどん祭りの一つとして数えられます。最大の見せ場は高さ7m、長さ12m、重さ5tという迫力満点の大型あんどん同士の「ぶつけ合い」です。毎年8月中旬に、極採色の一大絵巻が沼田の街に繰り広げられ、多くの観光客を魅了します。ぜひ一度、遊びに来て沼田の街を堪能していってください!

 

編集後記

今回は沼田町を取材させていただきました。沼田町の雪で保存された雪中米は本当に甘くもちもちで、とてもおいしかったです。沼田町は小さなまちかもしれませんが、様々なことにチャレンジし、町独自の商品も多く、とても活気に溢れたまちでした。みなさん、おいしいお米を食べながら、沼田町のパワーを感じてみましょう!

旭川放送局 竹ケ原貴一

 

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