ひとくちメモ（13）投票は子連れでも大丈夫

“春の政治決戦”統一地方選挙は４月９日と23日に投票が行われる予定です。統一地方選挙の仕組みや注目点をまとめた「統一地方選・投票に行こう！ひとくちメモ」。13回目のテーマは「投票は子連れでも大丈夫」です。

投票所に連れていくことができる子どもの範囲は、2016年（平成28年）に法律が改正されて「幼児」から「18歳未満」に大きく拡大されました。
大人になったときに投票に行くきっかけにしてもらうおうという狙いで、各自治体の選挙管理委員会は子どもを連れて投票できることについてホームページなどで案内しています。

公益財団法人の「明るい選挙推進協会」や総務省が行った調査では、いずれも子どものころに親の投票について行ったことのある人のほうが、有権者になったときにみずからも投票に行く傾向が高かったという結果が出ています。

ただ、投票所に子どもを連れていく際には注意しなければいけない点もあります。
子どもが、投票用紙に投票先を書くことや投票箱に票を入れることは法律で禁止されています。また、大声で騒いだり、ほかの人の投票用紙をのぞき見たりするなど、投票所の秩序が保たれないおそれがある場合は退出させられる可能性があります。

こうした注意点を踏またうえで、今回の選挙はお子さんと投票に行ってみてはいかがでしょうか。

2023年4月7日

『みんなの選挙』

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