90歳のお父さんが義理の息子のために作るお弁当とは? 「サラメシ」担当ディレクターが語る制作の舞台裏
- 2023年7月6日
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ランチをのぞけば人生が見えてくる。働くオトナの昼ごはん、それが「サラメシ」。7月13日(木)夜7時30分からの放送では「義理の父子をつなぐお弁当」をお届けします。北海道・別海町に住む90歳のお父さんが、およそ300km離れた旭川市の義理の息子のために作るお弁当に託された思いとは?担当ディレクターに制作の舞台裏を聞きました。
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多彩な職業の人々のさまざまなランチを徹底的にウォッチングする「サラメシ」。7月13日(木)夜7時30分の放送では「義理の父子をつなぐお弁当」をお伝えします。
この取材のきっかけは北海道・旭川市に暮らす女性からの投稿だったそうです。女性の夫が食べているお弁当には、およそ300キロ離れた別海町で暮らす父の手作りおかずがぎっしり。夫のために義理の父が作る愛情たっぷりのおかずのワケは…?そこには、思いやりにあふれたお弁当をめぐる家族の物語が・・・?
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制作にあたったのは、ディレクターの森田遥平さん。
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森田さん、この義理の親子を取材しようと思ったいちばんの理由は何でしょうか?
投稿を送ってくれたのは旭川市に暮らす娘さんからで、内容が「別海町への帰省の際に、父が旭川で留守番する夫のために、手作りおかずを持たせてくれる。だから夫の弁当は舅の愛情たっぷりになる」というものでした。
義理のお父さんが義理の息子さんのために料理を手作りするというのが、番組的にもおそらくはじめてのパターンだったので、どんな親子関係なのだろうと気になったのがいちばんの理由です。
90歳のお父さんがどんな料理を?というのも気になりました。
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今回の番組制作や編集で最も苦労した点はなんでしょうか?
別海町のお父さんが夜の11時から深夜1時にかけて料理をするので、そのタフさについていくのが大変でした。
約束の時間にお家に入ったら、居間ですっかり熟睡されていたので、どうしようかとクルーみんなでドギマギしました。
90歳ながらドローンに挑戦したり、いろんな工作をしたり…と、好奇心旺盛で元気なお父さんをどう表現しようかと編集的には苦労しました。
(その要素が多くて、どこを使ってどこを落とすか、悩みました)
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制作者からの、ここが今回いちばんの見どころ!を教えていただけないでしょうか?
親から子へ・子から親への思いやり…ほっこり心温まる家族の話です!
(あと麻雀ゲームをする92歳のお母さんの姿も見どころです)
「サラメシ」、7月13日(木)の放送では、3年ぶりに帰ってきた人気企画「出前メシ」もお伝えします。おそば屋さんの出前に密着し、食べる人を出たとこ勝負の突撃取材!今回の舞台は都内屈指のおしゃれタウン・代官山。どんな出会いが待っているのか?
中井貴一さんの DJ 風本音トーク満載のナレーションで、ランチを入り口に現代日本で働く人びとの喜怒哀楽を、楽しく鋭く見つめる「サラメシ」! 7月13日(木)夜7時30分からの「義理の父子をつなぐお弁当」、ぜひご覧ください。