三笠市の冬のあったか郷土料理「なんこ」

２/５（月）～２/９（金）の「ほっとニュース道央いぶりDAYひだか」は、＜会いに雪たい。南空知！＞。キャスターがスタジオを飛び出して各地の魅力に迫ります。7日は三笠市から冬のあったか郷土料理「なんこ」を紹介！炭鉱で賑わった町の歴史とも関わりがあるという地域の味覚を是永アナウンサーと坂井キャスターがお伝えします。

三笠の「なんこ」は馬の腸を味噌で煮込んだ料理。「なんこ」とは秋田のことばで馬肉のことだそうです。かつて秋田から炭鉱に働きに来た人たちが広めたとされ、三笠だけでなく空知の郷土料理となっています。炭鉱が盛んだった時代は家庭でも石炭ストーブの上に鍋を置いて作られていたといいます。

昭和３7年から続く食堂の２代目・成田真理子さんの「なんこ」は圧力鍋で馬の腸にタマネギとにんにく、しょうがを入れて煮込む一品！短時間でしっかり柔らかくなり、素材のおいしさを味わえます。

さらに「なんこ」を現代風にアレンジした人たちも。三笠市栄養管理係の山城真由美さんと伏木田愛梨さんは去年、郷土料理を現代風にアレンジするコンテストの全国大会に参加、そこで「なんこ」と色々な野菜を串にして焼き上げた「彩りなんこ串」をつくったんです。三笠のチームとして「なんこ」はぜひ入れたかったという２人、果たしてそのお味は？
中継では伝統の「なんこ」と新たなアレンジ料理、そのおいしさと「なんこ」を大切に思う三笠の人たちの思いをお伝えします。