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2022年11月 網走市長選挙 現職・水谷氏が4選 12年ぶりの選挙戦制す

  • 2022年11月7日

12年ぶりの選挙戦となった網走市の市長選挙は11月6日に投票が行われ、無所属で現職の水谷洋一氏が新人を抑えて4回目の当選を果たしました。

網走市長選挙の開票結果です。
▼水谷洋一(無所属・現)当選 7715票
▼飯田敏勝(無所属・新) 4749票
任期満了に伴う網走市長選挙は2010年(平成22年)以来、12年ぶりの選挙戦となりました。
現職の水谷氏が共産党網走市委員会が推薦した新人の飯田氏を抑えて4回目の当選を果たしました。投票率は44.37%で、前回、選挙戦になった12年前の選挙を20.95ポイント下回り、過去最低になりました。

水谷氏は網走市出身の59歳。
衆議院議員の秘書を経て網走市議会議員を務めたあと、2010年の市長選挙に立候補して初当選し、現在3期目です。

水谷氏は「乳児のミルクやおむつの支援、小中学校での給食の無償化を行い、子育てしやすいまちづくりを進める。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ経済を立て直すため、観光客の誘致に力を入れたい」と話しています。


4期目 “初心にかえってまちづくり進める”

水谷氏は当選から一夜明けた11月7日、市役所に登庁し、当選証書を受け取りました。
そして職員を前にコロナ禍で市民との交流が減ったとして、「市民とコミュニケーションをよくとりながら市政運営していこうと心を新たにした。そのことを十分に踏まえて業務に取り組んでほしい」と訓示しました。
このあと水谷氏は報道各社の取材に応じ、4期目の抱負について、「改めて初心にかえってまちづくりをしていきたい」と述べたうえで、「子育て世代に寄り添った政策を実施していきたい」として、乳児へのミルクやおむつの支援、小中学校や保育所の給食の無償化に向けた検討を進める方針を示しました。

また、老朽化が進む消防庁舎について建て替えの検討を急ぐとしたうえで、市民会館と総合体育館については「人口減少社会においてどこまでの機能が必要になるか議論する必要がある」と述べ、建て替えを含めて施設のあり方を検討する考えを示しました。
一方、新型コロナの影響で落ち込んだ経済の立て直しについては「ワクチンや医療提供、検査の体制を充実させ、外国人旅行者を積極的に取り込んでいきたい」と述べました。

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