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北海道道 収録の舞台裏 NHK赤松が迫る⁉

  • 2023年7月4日

NHK帯広局で収録された「北海道の子育て どうしましょう」。十数年ぶりに赤ちゃんを抱っこしたという鈴井貴之さん、自由すぎる子どもたちに戸惑う多田萌加さん 収録の舞台裏を赤松が紹介します!

今回の北海道道は、NHK帯広局のキッズスペースで収録されました。(まだ見ていない皆さんは、番組HPからNHKプラスの見逃し配信でどうぞ。)

おやおや?準備が行われているではありませんか。よし、ここは初回の北海道道担当アナウンサーとして見にいくしかありません。中をのぞいていきましょう。

中に入るとカメラが3台。
スタッフが代役となってMCの座る位置やカメラの画角を調整していました。いやー、テレビの現場っぽいですね。この段階で、出演者の動きや座る場所、照明やマイクの仕込みなどなど準備していきます。

そしてカメラからはケーブルが伸びています。これが、廊下の端をつたってどこにつながっているのかというと・・・

中継車です。
カメラ映像はケーブルで中継車に送られていました。

そして、中継車の中をのぞくと、正面を凝視している人がいますね。うーん真剣な表情、今回の「北海道道」制作担当の笹ディレクターです。

帯広局2年目の笹ディレクターは今回が初めての北海道道。「子育て」というテーマに向き合い、取材、編集と頑張っておりました。(笹ディレクターの思いが詰まった編集後記はこちらから。)
そんな笹ディレクターが何を見ているのかというと・・・映像モニターです。

目を閉じた写真になってごめんなさい・・・

写真では分かりにくくて申し訳ないんですが、モニターで確認しながら映像を切り替えていくのが中継車でのお仕事。話に合わせて、全体の様子やMCの1ショット、子供たちの様子などなど瞬時に反応しなくてはいけません。これ、業界用語でスイッチングといいます。切り替えるのは奥にいるベテラン職員、安田カメラマン。そして、指示を出すのが笹ディレクターというわけです。

(笹ディレクター)
話のテンポについていけなくて、もう必死でした。気が付いたら収録が終わってました・・・

と、正直な感想を寄せてくれました。

さてさて、現場でスタッフが準備をしている頃、MCの皆さんは何をしているかというと「打ち合わせ」です。

打合せ部屋に入る MCの多田萌加さん

会議室に集まり、MCの鈴井さん、多田さん、そして今回の専門家ゲスト、藤女子大学の木脇教授に制作スタッフが説明します。

打ち合わせ中、テーマが「子育て」ということで、子どもや社会に対する考えをどんどん語る鈴井さん。思いがあふれていました。そうなんです。赤松も過去に何度か北海道道を担当させていただいたことがありますが、鈴井さんは、この番組できれいごとは言わないのです。

「もっとこうした方がいいんじゃない」
「この制度は海外ではどうなっているんですか」

など専門家にも次々と質問が飛びます。ディレクターが取材した内容に真摯に向き合ってくださり、その上でご自身の考えやコメントのアイデアを出してくださる鈴井さん。そして、真剣な表情で見つめ、内容をいつもしっかりとメモしている多田さん。
打ち合わせは、いつも熱気にあふれているのです

さぁ、そんな熱い打ち合わせも終わって収録スタート。今回は、たくさんの親子にも集まっていただきました。本当にありがとうございました。いやぁ、子どもたちのエネルギーはすごかった。。。収録中でも関係なく、鈴井さん、多田さんの前を自由自在に歩き回っておりました。

収録中には、こんな場面も。鈴井さんに興味を示した赤ちゃんがハイハイ。鈴井さんは、ここぞとばかりに子どもたちとのハプニングを楽しんでおりました。

十数年ぶりに赤ちゃんを抱っこした鈴井さん

赤松も久しぶりに番組制作の熱気に触れた「北海道道」。とっても楽しい現場でありました。

北海道の子育てを子供たちと一緒に考えた北海道道は、NHKプラスで見逃し配信されています。こちらの番組HPからどうぞ。

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