あさイチ いまオシLIVE!「北海道・稚内市 なまらうまい!北の海の幸」
- 2023年6月12日
あさイチの中継コーナー「いまオシ!LIVE」で道北エリアの魅力をご紹介!6月5日(月)から、北海道宗谷地方を回りました。初日は稚内市から!見て楽しい、食べておいしい魚介の話題をお伝えしました。
鈴木アナ:
見てください、大きな毛ガニ!北海道といえば、やっぱり毛ガニですよね。水槽には、毛ガニのほかにもズワイガニ、ツブ貝、ホッキ貝もありますよ。
きょうは私、鈴木 遥(すずき・はるか)が稚内の魅力をお届けします。
訪れたのは稚内港。漁港の隣にある鮮魚店には、パックにぎっしり詰まった筋子、イクラ、ウニが並んでいます。
ご協力いただいたのは、店主の明田 冨美子(あけた・ふみこ)さん。自慢の海産物について、教えていただきました。
鈴木アナ:
こちらの毛ガニ、身が締まっておいしそうですね!おいくらですか?
明田さん:
3杯で6600円から8800円、送料はサービスです。
毛ガニの隣にずらりと並んでいるのは、たらの半身です。こちらはこの大きさで500円。ほかにもハッカク、ナメタガレイなど、稚内産の魚がお手ごろ価格で購入できます。
鈴木アナ:
明田さん、どうして稚内ではおいしい魚介が捕れるのですか?
明田さん:
稚内は日本海を流れる暖流と、オホーツク海を流れる寒流が交わるところで、プランクトンが豊富なんです。
そんな稚内で今、旬を迎えているのがホッケです。ホッケには「シマホッケ」と「マホッケ」の2種類があります。
明田さん:
シマホッケは皮に特徴があって、しま模様になっています。身が厚くて、脂のりが最高なんですよ。
明田さん:
マホッケはあっさりしていて、爽やかな脂です。この白い部分が脂になります。
痛みやすいため干物になっていることが多いホッケですが、新鮮な魚が入ってくる鮮魚店では、開いていない状態のホッケも取り扱っています。地元では、ホッケはさまざまな料理で楽しまれているそうです。
今回、明田さんにホッケを使った家庭料理を作っていただきました。
明田さん:
これはホッケの頭を煮物にしたもので、昔から「ホッケの頭はつるの味」と言われているんです。意味はちょっとわからないんですけどね(笑)
ホッケの頭は捨てないで、煮物にしたらおいしいですよ。
明田さん:
これはホッケのフライ。ホッケはすり身だんごに使うこともありますよ。
鈴木アナはホッケのフライをいただきました。
鈴木アナ:
厚みがすごい。柔らかくておいしいですね!
ここまでたくさんの魚介をご紹介してきましたが、稚内には地元で愛されるソウルフードもあります。それがこちらの「チャーメン」です。一度ゆでた麺を鉄板で焼き、上からあんをかけた熱々の一品。具には、ぜいたくにカニ、イカ、エビ、ホタテが使用されており、北海道らしさ満点です。
鈴木アナ:
麺がもちもちです、おいしい!
今回中継した施設には、鮮魚店のほかにも歴史資料館やカフェ、温泉もあります。みなさんも、訪れてみてはいかがでしょうか?
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