【解説】北海道知事選挙 週末にかけての動き
- 2023年2月20日
統一地方選挙、前半戦で行われる北海道知事選挙。3月23日の告示までまもなく1か月です。与野党が支援する両陣営、週末にかけての動きを追いました。(知事選挙取材班)
再選を目指す現職の鈴木直道氏。週末は菅前総理大臣ら支援する自民党国会議員と十勝を訪問。農産物の輸出拡大に向けて生産拠点を視察しました。
先週は、国内主要企業が出資し先端半導体の国産化を目指す新会社に工場誘致を要請。道内に投資を呼び込み、経済の成長につなげると訴えました。
鈴木直道氏(18日)
「北海道において過去最大の投資規模の企業誘致で、半導体の拠点ができることでデジタル産業の集積が図られ、新たな大きな雇用も生まれる。世界中から人材が集まる、そういった取り組みにもなっていく」
対する新人の池田真紀氏。立憲民主党道連の逢坂誠二代表ら支援する各党道連や連合の幹部と選挙対策本部を発足。態勢を本格スタートさせました。
このあと陣営の集会を開催。現場の声をくみ取り、人に焦点を当てた政策を展開することで、温かみのある道政を実現すると支持を呼びかけました。
池田真紀氏(18日)
「道政奪還を目指す。誰1人置いてきぼりにしない、温かい道政をつくっていきたい。知恵や工夫で多くの市民、道民の力を結集させ、何としてでも血の通った体温の感じる政策、道政をつくっていきたい」
与野党が対決する知事選挙。これまでに、自民党と公明党、新党大地が鈴木氏を推薦。一方の池田氏は立憲民主党が推薦。国民民主党は道連として支持することを決めました。
知事選挙にはこのほか無所属の新人、門別芳夫氏が立候補を予定しています。
門別芳夫氏(10日)
「道民目線の道政をつくりたい。北海道をともに守っていく、育てていく、豊かにしていくという点で北海道に住んでいる人々と手を組んでいきたい」
道政のかじ取りはどうなるのか。知事選挙は3月23日告示です。
2023年2月20日
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