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函館市長選挙 候補者に聞く③「どのようなまちづくりを進めるか」

  • 2023年4月19日

4月23日に投票が行われる函館市長選挙。立候補している2人に政策などについて聞きました。 最後となる3回目のテーマは「どのようなまちづくりを進めるか」です。 (函館市長選挙取材班)

函館市長選挙に立候補しているのは、届け出順に、いずれも無所属で、▽4期目を目指す現職で自民党と公明党函館総支部が推薦する工藤寿樹氏(73)と、▽新人で立憲民主党が支持する市の元保健福祉部長の大泉潤氏(57)の2人です。
現職に市の元部長の新人が挑む1対1の対決となっています。

和洋折衷の雰囲気を残す町並みや豊かな自然、食文化など観光地としての魅力が高い函館。しかし、少子高齢化や増える空き家、中心市街地の空洞化など課題は山積しています。

こうしたなか、どのような函館を目指しまちづくりに取り組むのか尋ねました。

工藤寿樹候補
「函館のまちを愛し、函館が好きな市民の皆さんと連携して私たちが暮らすこのまちを押し上げ、元気なまちにしていきたい。そのためにはまず、コロナ禍を乗り越えて地域経済を再生させる。経済の活性化が重要だと考えている。次に高齢者から子どもまで、すべての人に幸せを感じていただける日本一の健康福祉都市、子育て支援の先進都市を目指したい。多くの人が憧れを持って訪れてくれる函館。美しく、安全、安心なまちづくりを進めていく。活気に満ちたまち、歩いて楽しいまち。訪れたくなる美しいまち。住む人にやさしいまち。すべての人にやさしい、そんなまちを目指していきたい」

大泉潤候補
「安全な暮らしを守ることがまちづくりの原点でそれにつきる。とりわけ函館は一人暮らしの高齢者の割合が高いという特徴がある。閉じこもりがちになって認知症のリスクも高まってくる。電車、バスの交通料金助成の拡充など高齢者の足を確保する。皆さんに活発に活動していただくことで、孤立の解消、生きがいづくりに取り組まなければならない。納税者であれば当然享受できるはずの生活インフラなどが財政が厳しいという理由で整備・改修が行き届いていない。財源をきちんと確保し、老朽化した道路や除雪、生活に不可欠な当たり前の事業を皆さんの声を聞いてしっかり進めていきたい」

2023年4月19日

 

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