2020年1月 泊村長選挙 元建設水道課長の高橋氏が初当選 新人対決制す 原発再稼働は争点にならず
- 2020年1月13日
任期満了に伴う後志の泊村の村長選挙は1月12日に投票が行われ、新人で村の元建設水道課長の高橋鉄徳氏が元村議会議員の三浦光博氏を抑え、初めての当選を果たしました。
泊村長選挙の開票結果です。
▼高橋鉄徳(無所属・新)当選 705票
▼三浦光博(無所属・新) 472票
12年ぶりに新人どうしの選挙戦となった選挙は、村の元建設水道課長の高橋氏が、引退を表明した牧野浩臣村長の支援も受けて元村議会議員の三浦氏を抑え、初めての当選を果たしました。投票率は85.43%でした。
高橋氏は泊村出身の49歳。
1992年(平成4年)に泊村役場に入り、総務課や財政課の課長補佐を務めました。
今回の選挙では現在、運転を停止している泊原子力発電所について、2人の候補者とも安全が確保されることを前提に国や北海道電力の判断を見守るとしていて、再稼働の賛否は争点になりませんでした。
高橋氏は記者団に対し、泊原発再稼働について、「安全の確保が大前提だ。結果が示されれば、しかるべき時期に議会や多くの人の意見を聞きながら判断していきたい」と述べました。