2021年8月 本別町長選挙 前教育長の佐々木氏が初当選 新人3人の争い制す

新人３人の争いとなった十勝の本別町の町長選挙は８月２８日に投票が行われ、無所属の新人で町の前教育長の佐々木基裕氏が初めての当選を果たしました。

本別町長選挙の開票結果です。
▼佐々木基裕（無所属・新）当選　２３７５票
▼編田照茂（無所属・新）　２２５１票
▼風間進（無所属・新）　７４票
任期満了に伴う本別町長選挙は新人３人の争いとなり、町の前教育長の佐々木氏が元帯広市議会議員の編田氏らを抑えて初めての当選を果たしました。佐々木氏と次点の編田氏との票差は１２４票でした。投票率は８１．６９％でした。

佐々木氏は十勝の足寄町出身の６２歳。
１９７８年（昭和５３年）に本別町役場に入り、教育委員会の教育次長などを経て２０１８年（平成３０年）から教育長を務めていました。

佐々木氏は「情報通信技術を活用したスマート農業を推進し、農業を柱に地域経済を活性化させたい。英語教育の充実や中学校の『３５人学級化』など人材の育成にも力を入れていきたい」と話しています。