夏こそ月形町へ!
- 2023年8月10日
8月12日のおはよう北海道土曜日プラスのぶらりみてある記は、月形町です。 夏の月形町には地元にしっかりと根付いた特産品やお祭りがあるんです。 月形町に行くなら「今」がおすすめ!夏の楽しみ方をご紹介します♪(札幌局 福光瞳)
石狩平野に広がる月形町。
おそよ2800人が暮らす、農業が盛んな町です。
月形町の夏の特産品・カンロ
まず向かったのは直売所。
実はここ、5月から8月の間だけ開く、夏限定の直売所なんです!
札幌や旭川など、町外からのお客さんも大勢訪れるそうです。
立派なメロンがずらりと並びます!
お店に入った瞬間、ふわっとメロンの爽やかで甘い香りが漂ってきます。
お店の奥には、何やら珍しい名前のメロンやスイカがいっぱい。
「ゴジラのたまご」、「ダイナマイトスイカ」などなど。
このユニークなネーミング、月形町のものだと覚えてもらうために、生産者の皆さんが特徴ある名前を付けているんだそうです。
さて、この春北海道に引っ越してきたばかりの私は、初めて見た果物がありました!
それがこちら!カンロです✨
「マクワウリ」とも呼ばれ、メロンが広く食べられる前、昭和の頃は全国で作られていたそうです。
皆さんは食べたことがあるでしょうか?
見た目はメロンにそっくり!ですが、食べ方が少し違います。
種の部分も一緒に食べるんです!
気になるお味は、ぜひ放送をご覧ください♪
月形町では50年以上前から栽培が続くカンロ。
今も根強いファンのために、その味を守っています。
果物だけじゃない!月形町は花の町!
もう一つ、果物と並ぶ特産品が、「花」🌼
町を歩けば「花の里」の文字。
月形町は、道内トップクラスの花の出荷額を誇っています。
迎えてくれたのは、大江健一(おおえ・けんいち)さん。
およそ30種類を育てる、花専門の農家です。
夏は特に多くの花を出荷します。
左から、ダウカス、ミスティラベンダー、カーネーション✨
お花が大好きな私は終始うっとり、癒されていました。
暑い中、手塩にかけて育てた花を1本1本咲き具合を見ながら収穫し、全国各地に出荷しているそうです。
大江さんは、花の魅力を知ってもらおうと、ある活動をしています。
その名も、「月形盛り上げ隊」!おととし結成されました。
6月から10月の毎月1回、町内に大きなフラワーアレンジメントを作り、花の町をPRしています。
花の町・月形町。
普段皆さんがお花屋さんで購入しているお花も、月形町で育てられたものかもしれません🌷
月形町に金魚!?
月形町の夏はまだまだ盛り上がりますよ~!
続いて向かったのは、金子正人(かねこ・まさと)さんのお宅です。
案内していただいた先には、なんと沢山の金魚が✨
金子さん、以前は金魚のブリーダーをしていて、今は趣味で15種類の金魚を育てています。
金魚の美しさ、かわいさに魅せられ、日々癒されているそう。
私も小学生の頃に金魚や熱帯魚を飼っていたので、見入ってしまいました。
金子さんが月形町で10年前に始めたのが、「金魚祭り」。
金魚の展示や販売などが行われ、町の人口の半分以上、1500人ほどが訪れます。
今では夏の恒例行事になっているんです。
中でも盛り上がるのが、「金魚すくいの大会」。
3分間で何匹すくえるかを競います。
お祭りでは、金魚すくいのコツを名人から教わることもできます♪
西田幸司(にしだ・こうじ)さん。
金魚をすくって40年、全国大会に出場するほどの腕前です。
西田さん、この日はなんと3分間で48匹!
金魚すくいのコツは、
1.金魚にの動きにポイを合わせること
2.紙が破けないよう、水を切りながらすくうこと
私もコツを聞いて挑戦したところ、3分間で21匹もすくうことができました!
金子さんと西田さんにセンスがあると褒めていただき、るんるんでした♪
皆さんも金魚祭りに行けば、金魚すくい名人になれるかもしれません✨
今年のお祭りももうすぐ!金魚で一段と町が活気づきます。
カンロにお花に金魚!
夏の楽しみが目白押しの月形町。
町を盛り上げる人たちの思いを感じた旅でした✨
8月12日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記