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銀世界広がる“冬の美瑛”の楽しみ方 ❄️

  • 2024年1月19日

1月20日のおはよう北海道土曜プラスの「ぶらりみてある記」は美瑛町です。美瑛といえば、お花畑に青い池!夏のイメージが強いですが、実は、真冬の今しかできない楽しみ方があるんです⛄“冬の美瑛”を満喫してきました!(旭川局 及川凜華)

まずは、冬にしかできない“体験”を求めて、森の中へ。

案内してくれるのは、ガイドの小倉博昭さんです。

ここでできる体験というのが、『冬の森の散策』!!
スノーシューをはいて、一面銀世界の森の中のお散歩スタート♬

スノーシューを履いたのは今回が初めてだったんですが、
“軽さ”と“歩きやすさ”に驚きました!
体重が分散されるので、雪の上でも沈まずに歩くことができます。

歩いていて見つけたのがコチラ!氷の結晶、フロストフラワー🌼❄️

マイナス15℃以下の風がほぼない環境でないとできない、珍しいものなんだとか。
この日は見られてかなりラッキーでした…🌟

引き続き歩いていると、どこからともなく鳥のさえずりが…!
出会えたのはなんと『シマエナガ』!!とても可愛い♡

(よーく見てみると上のほうに!!)
ガイドの小倉さんによれば、ツアーをしていても出会えることはほとんどないんだそう。
飛び回る姿を、しずか~に見守りました。
まさかのサプライズゲストに、とても癒やされました。

森を散策することおよそ1時間。ようやくゴール地点に!!
最後に出会ったのは“青の絶景”。

青い池に流れ込むのと同じ水流が、一面の雪景色の中に見られました。

小倉さんが用意してくれた青いハーブティーを飲みつつ、ほっと一息。
青と白の世界を、じっくり堪能しました。

続いて向かったのは、かわいらしい牛たちがいる場所!
美瑛放牧酪農場です🐄

ここでは、年中、牛の放牧が行われています。
牛は平均体温が高く、暑さよりも寒さに強いんです。
自由に動き回ることができる、ストレスフリーな環境で育てることで
牛乳の風味も変わってくるんだとか。

この牛乳を使って作るのが…チーズ🧀

作っているのは、小熊章子さん。

フランスのフランシュ・コンテ地方で、長い冬を乗り越えるために長期保存を目的として作られ始めた「コンテチーズ」の製法を取り入れて作っています。

小熊さんは、本場フランスで2年間半チーズ作りの修行をし、
チーズ作りを始めてわずか3年で日本一の賞に選ばれました。

そんな小熊さんの、チーズ作りの様子を見学させてもらいました!
おいしいチーズ作りのポイントは全部で3つ!

① 4種類の牛乳の絶妙なブレンド
ここでは、ジャージー、ホルスタイン、ブラウンスイス、そして日本では珍しいモンベリアードという、4種類の牛を飼育しています。
4種類の牛乳をブレンドすることで、絶妙な風味のチーズに仕上げています。

② 特別仕様の乳酸菌
チーズ作りに欠かせないのが、乳酸菌。牛乳を固めるために使います。
市販のものと自家製のものを数回に分けて投入し、味に深みを出します。

③ カッティングのタイミング
牛乳が固まってきたら、特殊な器具でかき混ぜて、水分を分離させます。
この作業が「カッティング」という作業!
カッティングをするタイミングを見極めるのが、とても難しいんだといいます。
小熊さんは手で触って慎重に見極めていました。

最後に型に詰めて、水分を抜いて終了。
このチーズが食べられるのは、1年後だそうです。

ただ、どうしても私もチーズが食べたい!!
ということで、いただきました!
美瑛放牧酪農場の顔!ハード系のチーズ🧀
まろやかでクセのない味わい。コクとうまみが口いっぱいに広がりました。

続いていただいたのが、冬季限定のチーズフォンデュ!
このじゃがいもとパンもすべて美瑛産!美瑛を味わい尽くせる一品です。

チーズが濃く、塩味の中にほんのり感じる甘みが絶妙のバランス!
鼻からふわっと抜けるチーズの繊細な香りもたまりませんでした…!

詳しくは、ぜひ放送をご覧ください🌟

1月20日(土)午前7時30分
おはよう北海道土曜プラス
ぶらりみてある記

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