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うまみがあふれる自慢のかき!~知内町~

  • 2023年5月23日

道南各地自慢の「とっておきのグルメ」を、中継でお伝えする「ぐるっと道南 自慢のグルメウィーク」。 訪ねたのは、人口およそ4000人、津軽海峡に面した海の町・知内町の漁港です。 ここで紹介する「とっておきのグルメ」は、知内産の「かき」です。 

さっそく、レモンを搾った“生がき”を豪快に味わう花田実咲キャスター

「うーん、おいしい、クリーミー!」

と、大好物のかきに大喜び

津軽海峡の荒波で養殖される“かき”

知内のかきは、津軽海峡で養殖されています。
流れが早い荒波で育つかきは、大きく、身が締まっていて、しっかり詰まっているのが自慢です。

水揚げされたかきは、知内町「中の川漁港」にある市場で、紫外線やオゾンなどで殺菌、滅菌した海水の入った生けすで、
「むき身用が24時間」「殻付き用は48時間」かけ、雑菌や不純物を排出させ、出荷されます。

かきの養殖を始めて32年のカキ漁師の西山徹(にしやま・とおる)さんは、

「知内では、5mmほどの「かきの稚貝」をホタテの貝殻に付け、外海で育て始める。外海は、波が高いので、なるべく波の影響を受けない水深20メートル前後で注意しながら養殖している。また、水揚げ前にはプランクトンが豊富な、日当たりのよい場所に移動させて育てている」

今年は、6月中旬まで出荷作業が行われる予定で、「いまのかきは大きく育っていて、最高においしい」と言います。

漁師がオススメ“かきの食べ方”

西山さんがオススメする!地元の人がイチオシの食べ方を「上磯郡漁協青年部・知内支部」のみなさんが
用意してくれました。

それは、旨みがぎゅっと濃縮された「蒸しがき」!
マチのイベントなどでは、一番人気の味だと言います。

「熱いんですけど、すっごい“甘くて”“クリーミー”と“うまみ”が、ギュッと詰まっているのがわかります。とってもおいしいで
すね」

と、満足そうな花田キャスター

知内町の特産“にら”と“かき”のお手軽グルメ!

そして、地元の民宿で味わえるのが、“生がき”“かきフライ”“蒸しがき”の料理が並ぶ御前。

「“かき”は、いろいろな食べ方ができるので、少しずついろいろな味のかきを食べてもらおうと考えました」

と、民宿を営む一之谷駿(いちのたに・しゅん)さん。

なかでも、花田キャスターに味わってもらいたい料理が、知内町の特産「“にら”と“かき”のしゃぶしゃぶ」とのこと。
さっそく、“しゃぶしゃぶ”しちゃいます。

知内町では、“にらしゃぶ”は、地元食といっていいほど食べられているが、今回は、豪華“かき”入り!
地元で水揚げされた昆布のだし汁で、およそ1分、にらがやわらかく、しんなりするまでしゃぶしゃぶするだけ!

「おいしいですね。“にら”と“かき”の相性、抜群ですね」

と、おいしい“かき”をたくさん味わって大満足な花田キャスター。

知内町のカキ漁は、6月中旬まで。
「最後に近いこの時期のかきは、大きく、身が締まっていて、本当においしいので、ぜひ味わってください」と
かき漁師の西山徹さんは伝えてくれました。
みなさん、忙しい中、ありがとうございました。

グルメウイークの特設ページはこちら

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